配当金収入を目指して株を買い始めてから数年、今まで少しずつ購入した株のなかから、ここ2～3年以内に買った銘柄を月1回紹介していくシリーズ。
8回目の今回は「Jパワー」です。（正式名称は「電源開発株式会社」、コミュニケーションネームが「J-POWER」とのことで、以降は後者の名称でで書いていきます）。
このブログを書いた人：ぷーた明日にでも会社を辞めたいと思い続けているアラフィフ独身。今までも優待目的に地味に株を買っていたものの、ここ2～3年は配当金に目がくらみ高配当株を中心に少しずつ買い始める。
元手が少ないため配当金生活は夢のまた夢。
J-POWERのキホン情報
こちらが銘柄の情報です。利回りなどの情報は、執筆時点のものです。
適当に興味のある個所だけご覧ください（わたしも数字は苦手です😅）
銘柄コード：9513
銘柄名：Ｊ－ＰＯＷＥＲ
業種：電気・ガス業
特色：０４年に政府が民営化で株放出、電力卸が主。電源は石炭火力と水力中心、大間原発は建設遅延
株価：2,523
配当利回り：3.57%
PER：(連)6.89倍
PBR：(連)0.39倍
（Yahooファイナンスより抜粋：https://finance.yahoo.co.jp/quote/9513.T/profile）
※PER：株価が純利益の何倍かを表す数値。数値が低いほど株は割安。20倍以上だと割高
※PBR：株価が純資産の何倍かを表す数値。0.5～1.5倍が適正といわれている
J-POWERの株購入履歴
わたしの購入状況は以下の通りです。小心者のため、購入本数は100株以上か未満かのみ記載しています。
＜買った時期＞
2022年から2023年にかけて少しずつ買い足し
＜本数＞
100株以下（1単元未満）
J-POWERの株を選んだ理由
J-POWERという会社、株を始めるまでまったく知りませんでした。
例によって優良銘柄紹介みたいな情報で耳にしたのが、この会社を知ったきっかけだったと思います。
配当利回り・業績数字について
配当利回りも3.7%と高く（後日確認したら3.5%に下がっていましたが、それでも高め）、直近では減配もないの点が良いと思いました。ただ、売上や営業利益など数字的に気になる点はあります。特に株価の推移が右肩あがりではなくジグザグなところは気になりましたが、どうもエネルギー株というのはそういうものらしいです（適当🙄）。
懸念事項はあったものの、過去の一時期ほど高値ではなく、かといって下がり続けているわけではなかったので買うことにしました。
業界・企業について
この会社のメイン事業は電気の卸とのことです。電気に卸業があるというのも、この会社をきっかけに知りました。電力株は過去に損をした苦い思い出があるのであまり良いイメージはなかったのですが、電気は今後も必要であることは間違いなく、卸なら手堅いのではと思いました。
また、電気・ガス業界は、一応ディフェンシブ株（景気に影響を受けない）とのことで、それも選んだ理由の一つです。ただ、確かに株の動きは他と違う感じはしますが、決して株価が安定しているわけではなく、むしろ値動きが極端な印象です。エネルギー業界というのは馴染みが薄く、有事や石油・石炭価格以外でどんな要素に影響を受けるか良くわかっていないので、こんなんで持っていて大丈夫かなとも実は思っております😑。
電気は原発が心配ですが、J-POWERは石炭火力と水力が中心とのことで、その点も良いと思っている理由です（ただ、建設を開始したものの稼働してない原発があるという点が気になっています。原発でなく他の施設に変えるとかできると良いんですけどねぇ）。
株主通信（中間報告書）の感想
中間株主通信がサイトに掲載されています。ページ数が少なくコンパクトな点は良いのですが、本来は印刷で見るレイアウトになっているため、画面だと見づらい点が残念です。事業内容やプロジェクトなどが1枚にまとめられて俯瞰しやすいです。一部だけ拝借して載せておきます。
洋上風力発電とは、海や湖に風車を建てることらしいです。いろいろな技術があるのですねぇ（という感想しか出てこない時点で自分は大丈夫か）。
出典元：年度中間報告書より（https://www.jpower.co.jp/ir/ann55000.html）
今後の投資方針
一応保持しつつ様子を見て時々買い足そうかとも思っています。ただ、一旦売却して新NISAで買いなおそうかとも考え中です。最近、日本株が全体的に上がっているので、なかなか手が出せないのですが…。
アラフィフおひとりさまのマイ投資ルール（８）：不祥事やパワハラ企業は避ける
毎回最後に自分の投資方針を紹介する「マイ投資ルール」、8つ目は「不祥事やパワハラなどのあった会社は避ける」です。
大企業でないとなかなかニュースにならないので、不祥事があったかどうか知りえないこともありますが、ざっと検索して過去にそういうニュースがあったら買わない方に一票を投じるみたいな、自分の中での基準にしています。
不祥事に関しては内容や大小にもよりますが、組織ぐるみのものはもちろん、個人でも内容によっては対象に入ります。体制や風土というのはすぐに変わるものではないので、一応やめておこうという理由です。個人の行為であっても、それを見過ごす（または見つけられない）会社構造なのかなとも思いますし…。
パワハラに関しては、セクハラや突然解雇なども含めてブラック企業的なニュースがあったところは避けます。会社員としてストレスを抱えてきた身として、そういう会社は応援したくないからです😤。
見方によっては、不祥事で株価が下がった時が買いのチャンスの場合もあるかもしれないし、従業員から搾取して利益を追求している会社の方が、業績があがって株主にとっては良いなどあるかもしれません。よって利益うんぬんというより、ほぼ感情的な側面が大きいです。
そういう部分も含めて選んだ会社の株だと思えば、株価が下がっても気にせず見守っていられる（はず）と思っています。
ただ困っているのが、株を購入後に不祥事が発生した場合です。持ち株の中にそういった企業があり、今のところ株価に影響はしていませんが、保持し続けるべきか悩み中です…😒。
ということで、以上アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介「Jパワー」でした！
▼過去の記事はこちら▼
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（１）：武田薬品工業
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（２）：東日本日本電信電話(NTT)
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（３）：伊藤忠商事
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（４）：九州旅客鉄道株式会社（JR九州）
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（５）：株式会社アサンテ
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（６）：旭化成
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介（７）：JT（日本たばこ産業株式会社）
