アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介(4):九州旅客鉄道株式会社(JR九州)【50代独身(女)の資産活用】

貯蓄・投資

配当金収入を目指して株を買い始めてから数年、今までに少しずつ購入した株のなかから、ここ2~3年以内に買った銘柄を月1回紹介していくシリーズ。前回から1か月以上がたってしまいシリーズ化が危ぶまれましたが、なんとか復活しました。

4回目の今回は「九州旅客鉄道」です。秋といえば旅行の時期!ということで選んでみました(個人的にはどこにも行けてませんが…)。

※なお、わたしもまだまだ投資初心者で投資方針も揺れまくりですので、書いている内容はあくまで記載時点の考えである旨、ご了承くださいませ。


【このブログを書いている人:ぷーたん】
明日にでも会社を辞めたいと思い続けているアラフィフ独身。今までも優待目的に地味に株を買っていたものの、ここ2~3年は配当金に目がくらみ高配当株を中心に少しずつ買い始める。元手が少ないため配当金生活は夢のまた夢。

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九州旅客鉄道のキホン情報

こちらが銘柄の情報です。利回りなどの情報は、執筆時点のものです。
数字はつまらんという方はスルーしてください。

  • 銘柄コード:9142
  • 銘柄名:九州旅客鉄道(株)
  • 業種:陸運業
  • 特色:新幹線運営、在来線は観光列車に強み。多角化推進し、不動産や流通・外食の比重高い(Yahooファイナンスより抜粋)
  • 株価:3,013
  • 配当利回り:3.0%
  • PER:(連)11.63倍
  • PBR:(連)1.14倍

※PER(ピー・イー・アール):株価が利益の何倍かを表す数値。20倍以上は割高
※PBR(ピー・ビー・アール):株価が純資産の何倍かを表す数値。0.5~1.5倍が適正目安

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株の購入履歴

わたしの購入状況は以下の通りです。小心者のため、購入本数は100株以上か未満かのみ記載しています。

<買った時期>
コロナがちょっと終息しつつあったと思われた2022年頃。

<本数>
1単元(100株)

まだ高配当株初心者だったこともあり、思いっきり単元(100株)買いをしてしまいました。以前は、少量から分散して買うという発想がなく、良いと思った株は100株で買うのが普通と思っていましたからね 。今だったらコワくてやりません。

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JR九州の株を選んだ理由

JR九州の株を選んだのは以下のような理由です。

  1. 配当利回り3%以上
  2. 業績数字が目安範囲内
  3. 景気に左右されない陸運(鉄道)業界
  4. インバウンドは今後も続く(コロナが終われば復活する)

配当利回り・業績数字について

この株に興味を持ったきっかけは、誰かがおすすめ(たぶん両学長)する株のなかに入っていたからだと思います。最初の動機なんてそんなもんです(オイ)。

配当利回りが3%を超えており、PERやPBR以外の業績の数字もほぼ目安内だったので購入することにしました。

業界・企業について

鉄道業界も以前紹介した医療業界と同様、景気に左右されないディフェンシブ株であることや、鉄道株は一つも持っていなかったので欲しいと思ったことなどが理由です。

ただ正直に白状しますと、JR九州の鉄道は乗ったことがありません…たぶん(高校の修学旅行の時くらいでしょうか )。

なので、自分が利用したことのないサービスの会社の株を買ってしまって良いのだろうか、という迷いはありました。

それでも、九州は旅行先として人気があるし、美味しい食べ物もいっぱいあるし、自分も行きたい!という単純な理由と、ちょうど株価が下がっている時期だったのですが、そろそろコロナも終わってインバウンドも増えるに違いない!と思い購入しました。

株主通信(中間報告書)の感想

九州旅客鉄道の株主向け資料(中間報告書)は、写真入りでたくさん紹介されている構成になっているので、見ていて楽しい…というか読む気になります(他は読んでないのか?)。

事業内容は、鉄道だけでなく駅ビルや飲食店などもやっているため、なんとなく旅行ガイドを見ている気分です。

北九州鉄道株主通信

財務状況については、コンパクトにまとまっています。セグメント別に前年比をグラフでまとめてあり、わかりやすいです。北九州鉄道株主通信

鉄道がメイン事業のイメージですが、不動産やホテルも割と大きく売り上げに占めてるのねぇとかわかります。

出典元:2022年度中間報告書より
https://www.jrkyushu.co.jp/company/ir/library/individual_investors/

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今後の投資方針

今後もこの株は持ち続けるつもりでおります。

理由としては、やはり景気の影響を受けにくいディフェンシブ株であること、事業内容が理解しやすいことなどです。

自分の持ち株の配分は景気敏感株が多めなので、バランス的にもディフェンシブ株は貴重というのもあります。

他の銘柄に比べて保有数が多すぎるので、少し売却した方が良いかとも思ってはいるのですが、鉄道や高速船の割引券など株主優待も魅力というのもあり、今のところ売る予定はありません。

とはいえ、またコロナのような事態や国際情勢の影響で旅行者が減るなどあるかもしれませんし、不動産事業をやっている点も気になるので、頭の片隅の方で今後の動きは見守りたいと思います。

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アラフィフおひとりさまのマイ投資ルール(4): 配当利回りは3.75%を目安

いつも最後に紹介しているマイ投資ルール。今まで書いた内容をおさらいすると以下のような感じです。

  1. 嫌いな業界・会社は避ける
  2. 業績数字は一応みる
  3. 身近な業界・(事業内容や商品を)理解できる会社の株を買う

紹介している順に特に意図はないのですが、数年間ぶれていないルールや参考にしてもらいやすいものを紹介するようにしています。

ただ、今後紹介する銘柄でもわかるかと思いますが、なかにはルールから外れているものもあります。そこは随時悩みながら選んだりしています。

今回のルールは、配当利回りの目安数値です。
配当収入を期待しているので、一定レベルの利回りがあることも選ぶ基準にしています。

3.75%という中途半端な基準ですが、税金を差し引いた実質の利回りが3%程度になる数字です。
毎回、株を選んだ理由としてはざっくり3%以上と記載していますが、できれば3.75%以上は欲しいと思っております。

なぜそれ以上でもそれ以下でもないのかといえば、いろいろと本やネットで調べた結果、3%というのがリスクが大きすぎない堅実なラインであり、かつ配当金として「貰った感」もそれなりにある(元金や株価によりますが)数字かなと思ったためです。

なかには5~7%ともっと配当利回りの高い株もありますが、「配当ランキング上位100の銘柄は避けた方が良い」という意見もあるほど、素人が手を出すには危険な罠銘柄が多いようです。

よって、基本は実質3%を目安にしています。

ただ、業界によっても異なり、もともと金利が高めの業界(金融など)は、3%代では低すぎる(株価が上がりすぎている時期)ともとれるので、利回りは4%代を目安に買った方が良いのかもと思っています。
今後株価が上がると期待できる場合は、利回りが多少低くても良いのですが、それを見極める見識がなく…。

最近は、なかなか買い増しも難しい状態ですが、様子を見つつ単元未満の株をちょこちょこ買っていこうかなとも思っています。

以上、アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介「九州旅客鉄道」でした!

▼過去の記事はこちら▼
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介(1):武田薬品工業
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介(2):東日本日本電信電話(NTT)
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介(3):伊藤忠商事

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