20年間の賃貸生活と3回の引っ越しを経験した自分が、マンション購入に伴い、マンション以外にも人生初めて買ったもの(家具・家電)がいくつかあります。いろいろと想定外や失敗もあったので、今回はそれら購入エピソードついて書いていきます。
人生初の買い物1:部屋の照明(電球とシェード)
一つ目は部屋の照明です。賃貸ではどの物件も照明がついていましたので、天井の電気は人生初めての買い物でした。もちろん購入することはわかっていましたし、むしろ自分で好きな照明が選べることがマンション購入で嬉しいことの一つでした。
そこで意気揚々と近くのホームセンターに行き、あれこれと悩みながら照明器具を2つ購入しました。
が…、見事に失敗しました。
照明器具を選ぶのは意外と難しいと知りました。
失敗その1:買ったその日にシェードを割る
最初に買った照明は、ガラスの筒のようなシェードがついたタイプだったのですが、取り付けようとした際に手を滑らして落下、買ったその日に天に召されました😱。
仕方ないのでしばらく裸電球の状態で使っていましたが、流石に味気ないため、シェードだけ別途購入することにしました。
失敗その2:シェードがでかすぎ
店やネットでシェードをいろいろと探したのですが、あまりお金をかけたくなかったのと、前回の教訓から割れない素材が良いということで、和紙タイプの丸型のシェードを買いました。
シェードだけ別に買ったので、もとの照明器具には合致しないのですが、なんとか引っかけることができました。電気を点けてみるとお店で見た通り、ほんわかな灯りで気に入りました。気に入りましたが…
部屋に対して明らかに大きすぎです。
お店の展示では天井も高くて広かったので全く違和感がなかったのですが、自分の部屋に付けてみたら明らかに大きすぎました。写真だとわかりづらいかもしれませんが、往年のディスコにあったミラーボール並みの存在感です。電源の紐をなるべく巻いて天井に近づけている努力が写真から見られるかと思います。ここまでしても、洗濯物を畳む時などたまに手がシェードにぶつかる始末です。
失敗その3:おしゃれ電球のはずが…
照明を2つ買ったと書きましたが、もう一つの照明はどうだったかというと、こちらも見事にチョイスを間違えました。
買った初日にシェードを割った悔しさが忘れられず、もう一つはシェードなしのタイプにしよう!と思いました。電球自体がおしゃれなデザインになっている、こんな感じのイメージのやつです。
照明売り場で展示されていたものがイイ感じの雰囲気を放っており、これも気に入った商品の一つでした。
いざ、目的の商品(天井の電源に刺す部分)を手に、これに合うおしゃれ電球を買おうとしたところ、良く見ると電球のアンペアが低めなのが気になりました。店員さんに相談すると、やはり他の電球よりやや暗めとのこと。メインの部屋の照明なので、暗いのは困る…とりあえず明るい方を買ってみてから考えようと、その時は普通の電球を買いました。
今思えば、その時点でそのおしゃれ照明は諦めておけば良かったのですが…。
結局どうなったかというと、
ただの裸電球です😑。
今の状態でも少し暗いかなと思うくらいなので、おしゃれ電球は諦めざるを得ません。何よりこの照明、買ってから一度も電球が切れることがないため、当分買いなおすこともなさそうです。
人生初の買い物2:エアコン
マンション購入により、人生で初めて買った家具・家電の2つ目はエアコンです。
エアコンを購入するか悩む
エアコンが必要なことは想定内だったのですが、できれば買いたくないと思い(手入れが面倒とか、掃除が面倒とか)、引っ越した年の冬はミニ温風機とマンションに設置されていた床暖房で凌いでいました。
が、その温風機と床暖房、どちらも電気代を消費するという最悪の組み合わせだと発覚。その冬の電気代は月1万4千円近くとなり😱、寒さは凌げても懐が持ちそうにないという結論になりました。
それでもエアコン購入には踏み切れず、夏の暑さを扇風機で凌げるかも試してから…と思っていたのですが、真夏に買おうと思ってもエアコンは売り切れていると周囲に脅さ…アドバイスを受け、春ごろにエアコンを購入することにしました。
本体の値段だけではない
初めてなうえ、高い買い物だけにどれを買おうか相当悩みました。できるだけ操作がシンプルで安くて怪しくない(?)メーカーのが良いなと思っていました。
エアコン自体は日本製のものでも2万円代くらいからあって、意外に安いな~と思ったのも束の間、設置代金を見落としていました。エアコンの設置料金は設置場所によっても変わりますが、相場が1~2万円で、オプションで化粧カバー(配管を覆う筒みたいの)というのを付けるとさらに高くなります。ほぼエアコン代と同じか!と言いたくなる料金でした。
化粧カバーはどうするか悩みましたが、賃貸時代のエアコンは、配管に巻いたテープが剥がれてきてカビも生えていた状態が嫌だったので、カバーはマスト!と腹を括って🙄付けることにしました。
ちなみに、引っ越しの際にエアコンをセットで安く購入・設置できると引っ越し業者に勧められたのですが、じっくり選びたかったのと、相場がわからなかったので購入は見送りました。今回は型落ち機種を選んだこともあり、引っ越しとセットで買うよりは安く抑えられたと思います。
エアコン選びについては、こちらの記事に詳しく書いているのでご覧ください。
一人暮らしのエアコン購入:いろいろ悩んだわたしのエアコンの選び方
エアコン設置での失敗
買うのも初めてなら設置も初めてということで、事前にググって調べておいたのですが、設置でも想定外のことで判断をミスりました。厳密には失敗ではないのですが、明らかに設置の仕方が普通と違ったと後から気づきました。
ベランダ側の壁に、エアコンにつながった配管(水が出る場所)を固定するのですが、その管をどのあたりに設置するか決める必要がありました。どうしますか?と工事の方に聞かれたのですが、どこが良いのかわからず、結局ベランダの戸口近くに設置してもらうことにしました。
しかし…、普通は排水溝に近い方に設置するものだと後から気づきました。その証拠に、外から各階のベランダを見た際、エアコンを設置している人は皆、排水溝側に配管を固定していました。
工事の人が一言アドバイスをくれれば…と若干恨みたくなりましたが😑、自分が戸口側にしたのには理由があります。
それは、配管の先につけるG侵入防止のキャップ、あれがきちんと付いていることを常時確認しておきたかったためです。排水溝近くに配管を設置すると室外機に隠れてしまうので、わざわざベランダに出ないと配管の行方が見えないのが面倒だなと思ったためです。
今のところ不便もなく、常に目の届く範囲にキャップが見えるのは良いなと思っているのですが…。今後、エアコンを設置する予定がある方は、室外機の場所だけでなく、配管の設置場所も予め考えておくことをおすすめします。
人生初の買い物3:フローリングシート
マンション購入により、人生で初めて買った家具・家電の3つ目はフロアーシートです。
3つの中で、これだけが唯一想定外の買い物でした。
マンション購入が決まった際、不動産屋にいろいろな家具のカタログなども見せらます。もちろん高い家具ばかりなので買おうとは思いませんでしたが、カタログのなかに「フロアーコーティング」というものがあり、気になって担当者に聞いてみました。その時に初めて、新築物件の床は、購入時はコーティングされておらず、別途自分でやる必要があると知りました。
ところがですよ…、このコーティング作業、料金が高いこと…。種類にもよりますが、30㎡でも最低6万円くらいかかります。しかもよく調べると、一度やればOKというものではなく、何十年かおきに定期的にコーティングは必要で、値段が安いものほど耐用年数も低いようです。コーティングした人のなかには、モノを落としたらキズがついたなど良くない評判もあり、必ずしもコーティングすれば安心というものではないようです。
以前住んでいた賃貸で、床に粘着性のものが剥がれたような個所があったのですが、今思えばコーティングが剥がれた跡だったとその時わかりました。
結局コーティングをするのはやめ、代わりに買ったのがフロアーシート(フローリングシート)です。一部はクッションマットも使用しました。
フロアーシートは種類がいろいろありますが、重い棚を置いても床にキズがつかないよう、若干クッション性のあるタイプを選びました。
NBL 床保護マット 木目 アイボリー 90×200cm フローリング 傷防止シート
約35㎡の部屋でトイレと洗面所、風呂場以外に使いましたが、だいたい総額2万5千円程度で済みました。フロアーシートを敷くのは一気にやると疲れるので、最初はメインの部屋だけ家具を置く前に敷きました。それで問題なければ追加購入しようと決め、それまでの間だけ一部の床はブルーシートで覆い、事件現場さながら状態で過ごしてました😅。
まとめ
賃貸では、わたしのようにエアコン・照明付きの物件に住んでいたという人も多いかと思います。
その場合、マンションという人生初の高価な買い物が済んだ後にも、いろいろな「人生初買い」が出てくると思いますので、今後マンションや戸建ての購入を考えている方、近々購入予定という方の参考になればと思います。
以上、「マンションを購入後に人生で初めて買った家具・家電」でした!