前回から始まりました、所有している株の銘柄を紹介するシリーズ(?)。
ちまちま買い続けていたなかから、ここ2~3年以内に購入した長期保有予定の株を紹介していきます。
2回目の今回は「東日本日本電信電話(NTT)」です。
なんだ王道か!と思われそうですが、最近株式分割とやらをしまして1株の価格がぐっと安くなりましたので、この機に紹介しようかと思いました。
※この記事は、最近株を始めたばかり、またはこれから始めようかなという人向けに書いています。
わたしもまだまだ投資初心者で投資方針も揺れまくりですので、書いている内容はあくまで記載時点の考えである旨、ご了承くださいませ。
このブログを書いている人:ぷーたん
明日にでも会社を辞めたいと思い続けているアラフィフおひとりさま。今までも優待目的に地味に株を買っていたものの、ここ2~3年は配当金に目がくらみ高配当株を中心に少しずつ買い始める。元手が少ないため配当金生活は夢のまた夢。
銘柄のキホン情報
こちらが東日本日本電信電話(NTT)銘柄の情報です。利回りなどの情報は、執筆時点のものです。
- 銘柄コード:9432
- 銘柄名:日本電信電話(株)
- 業種:情報・通信
- 特色:NTTグループ持株会社。ドコモ主力。固定電話独占、光回線高シェア。海外開拓・提携に注力
- 株価:160.2円
- 配当利回り:3.12%
- PER:(連)10.88倍
- PBR:(連)1.59倍
(Yahooファイナンスより抜粋)
※PER:株価が純利益の何倍かを表す数値。20倍以上が株の割高の目安
※PBR:株価が純資産の何倍かを表す数値。0.5~1.5倍が適正といわれている
株の購入履歴
わたしの購入状況は以下の通りです。購入本数などは小心者のためちょっとぼやかしています。
<購入時期>
2022年~2023年のはじめくらい
<本数>
1単元(100株)以上
本来数株しか購入していなかったのですが、株式分割とやらで1株が25分割され、必然的に100株以上になりました。
株式分割とは、例えばそれまで1株1000円だったものを、2分割して1株500円にする、といった感じです。その場合、1株しか持っていなかった人は、分割された時点で2株所有となります。
分割した分、株価が下がるので買いやすくなるのは良いのですが、まさか25個にも分けられるとは…。
東日本日本電信電話(NTT)の株を選んだ理由
NTTの株を選んだのは以下のような理由です。ほぼ前回紹介した武田薬品と同じような理由ですね。
- 配当利回り3.5%以上(だった。購入当時は)かつ塁審配当
- 業績数字などが目安の範囲内
- 株価が3000円代以内だった
- 安心できる通信業界
- 政府や地方公共団体の持ち株比率が高い
- 昔から知っている会社
業績数字について
後ほどマイルールで説明しますが、株を選定する際に、配当利回りだけでなく、一応それ以外の数字(売上高や配当推移)なども見ております。この数字が目安内だったため購入することにしました。
また、NTTは塁審配当(長期的に減配をしないという方針を掲げている、または実質そうなっている)のため、その点も魅力でした。
業界・事業内容について
通信業界もディフェンシブ(景気に影響されない)株といわれている業界なので、その点も選定の理由です。もともと通信業界の株を保有しており、安心して持ち続けられていた経験があったので、他にも通信業界が欲しいなぁと思い、今更ながらNTTを買い始めました。
通信は今後も欠かせないインフラだから大丈夫!と思ってはいますが、とはいえ、どこまで事業内容を理解しているかは微妙です。
↓こちらは株主通信から抜粋した「中期経営戦略」です。
出典元:https://group.ntt/jp/ir/library/nttis/202306/
一言で通信といっても、法人向け・個人向けなど顧客も事業内容もさまざまで、カタカナ用語も多く、ぱっと見だけでは戦略内容もよくわからんというのが正直なところ(オイ)。
とりあえず通信に限らず最近の企業戦略は、「サステナブル」と「なんとかX(DX、CX、EX)」が主流らしい…という理解レベルなので 、いろいろと詳しい人の解説動画などを見ながら情報収集しています。
今後の投資予定
できれば買い増したい気もするのですが、予定外に100株ホルダーになってしまったことと、配当利回りが下がってしまったので様子見状態です。
とはいえ、1株160円なら100株でも1万6千円。買いやすくなったことで、このまま上昇し続けてしまうかもと思うと悩みどころです。
アラフィフおひとりさまの株投資マイルール(2)業績数字は一応みる
配当金狙いで株を始めてから知った言葉に「ファンダメンタル(ズ)分析」と「テクニカル分析」というのがあります。
銘柄選定における分析スタイルで、「ファンダメンタル分析」は企業の業績数字などを見て判断、「テクニカル分析」は株価のチャートの動きを見て判断、というざっくりとした理解でおりますが、これでいうと自分の選び方は前者になります。
といっても、分析してるわけではないので、そう明言するのもおこがましい気がしますが。
銘柄を買おうかなと考えた際にチェックする数字としては、以下のようなものがあります。項目が多いですが、IR BANKというサイトに行くと一通りチェックできます。
チェックする対象の数字は、株の書籍や「こびと株(YouTubeで有名な両学長が提携?してる)」というサイトなどで紹介されていますが、だいたい共通しています。
- PER
- PBR
- PERxPBR
- EPS推移
- 配当性向
- 配当推移
- 株価推移
- 売上推移
- 営利益率
これに加えて過去5~10年の株価の平均もざっくり見たりします。
で、「一応みる」と書いたのは、単純に数字を見て目安内に収まっているかどうかで判断できないためです。
いろいろなところでおすすめとされる銘柄でも、数字を見ると目安から外れているものもあり、業界によって目安の数値も変わるようだと知りました。
一時期考えすぎて気が狂いそうになったので 、他の同業界と比べて判断するとか、少しくらいはみ出てても気にしないとか、コロナの時期だったから仕方ないとか、あまりきちきちに考えないようにするようにしました。
ということで、以上、アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介でした!
執筆時点では日本株が上がっている傾向なので買いづらいですが、新NISAを始めようとしている人などの参考になれば幸いです。
▼前回の記事はこちら▼
アラフィフおひとりさまの投資銘柄紹介(1):武田薬品工業【50代独身 (女)の資産活用】