スマホの証券アプリ「Paypay証券」を使った感想~50代おひとりさまの資産活用~

Paypay証券 貯蓄・投資

株や投資信託は昔から地味にやっていたものの、ここ1~2年で高配当株に注力し始めてから、ネットだけでなくスマホでも取引をするようになりました。

スマホの証券アプリは大手証券会社のものからあまり聞いたことないものまでいろいろありますが、わたしは昨年秋くらいからPaypay証券、今年からさらにSBIネオモバイルのアプリを使っています。

そこで、今回はPaypay証券アプリを使い続けた感想を書いてみたいと思います。

このブログを書いている人:ぷーたん

この先の会社員生命の短さを感じ(というか明日にでも辞めたいと思い始めて数年)、マンション購入をきっかけにその気持ちが強くなる。
今までも優待を目的に地味に株を買っていたものの、ここ1~2年は配当金に目がくらみ情報収集を開始。いろいろ調べ、考えすぎたためか、かえってわからなくなり迷走している気がする今日この頃。

スポンサーリンク

Paypay証券とは

知らない方のために簡単に説明を書いておこうと思ったのですが、実はよく分かっていないことがわかりました。

Paypayを運営している会社がやっている証券会社なんだろうくらいの認識でした(適当すぎる )。

改めてしらべたところPaypay証券を運営しているのは「Paypay証券株式会社」とのことで会社が分かれているようでした。

細かい説明はともかく(オイ)、Paypay証券では、専用のアプリを使ってスマホで株の取引ができます(パソコンでもできるようですが、おそらくスマホメインで作られたサービスだと思われます)。

口座開設や口座管理料といったものはかかりません(取引手数料は別途かかります)。

公式サイトはこちら:Paypay証券

スポンサーリンク

Paypay証券の気に入っている点

それでは早速、気に入っている点から。

定額購入が可能:株価単位でなく金額指定で株が買える

なんといってもPaypay証券の一番良い点はここだと思います。

普通、日本株の場合は最低100株から、ミニ株だったとしても1株からと株単位で購入しますが、Paypay証券は株数単位ではなく金額指定となっており、最低1000円から買えます。

定額で買えると良い点がいろいろあります。

1つ目は、普段なら手が出ない株価の高い銘柄でも買えるという点です。
1株5千円以上する東京海上HD、1株300ドル以上する米国のアマゾン・ドットコムなど、1株でも買うのに勇気がいる銘柄でも気軽に購入できます。

Paypay証券

(画面例)1株4千円以上の花王の株も1000円から買えます。

2つ目は、予算を立てやすいとう点です。

米国株や日本のミニ株など、1株単位の購入も良いのですが、その場合、株価によって値段が上下するため、月の予算でいくらまで使うという計画が立てづらいです。

その点、金額指定の場合は、月1万円分だけ株に使おう、といったように月額の予算を立てやすくなります。

3つ目は、損益がわかりやすいという点です。

株価指定でも損益額を見ればもちろんわかるのですが、定額の場合は、元本を把握しやすいので保有額を見れば損益が一目瞭然です。

例えば、わたしの場合は今まで6万円を株購入のために入金したのですが、現在の資産総額は6万3467円となっており、3千円ちょっと利益がでたのがわかります。

今保有している株の含み益は148円マイナスと悲しいことになっていますが、過去に株を売った時に利益が出たのでトータルではプラスになっているのがわかりやすいです。

Paypay証券

米国の個別株やETFも買える

先ほどの例でも触れましたが、Paypay証券のもう一つの良い点は、日本株だけでなく、米国の個別株やETF(いろいろな株を集めたお弁当パックみたいなもの)も購入することができる点です。

すべての銘柄ではないですが、米国株ならアップル、マイクロソフト、P&G、ジョンソン&ジョンソン、コカ・コーラなどなど、たいていのメジャーな銘柄は揃っています。

ETFもVTI、VIG、QQQ、S&P関連、iシェアーズなんとか(うろ覚え)などなど、主要なものは買うことができます。

ETFはもともと1口単位で買えますが、中には1口数万円という高額の商品もあるので、そういう場合でも1000円単位で買えるというのは魅力です。

使いやすい・売買がしやすい

先の2点のメリットほどではないですが、取引がしやすい点も良いなと思います。
SBI証券や楽天証券など、Webサイトからパソコンで取引をする方が出来ることも多いのですが、その分やっぱり使い方も複雑になってきます。

それに比べてPaypay証券アプリは、できることは限られている分、画面もシンプルで使いやすいです。

これはPaypayだけでなくSBIネオモバイルにも言えることですが、アプリによっても使い勝手は少し違います。

スポンサーリンク

Paypay証券アプリのいまいちな点

逆に、使っていていまいち不便だなぁと思う点です。

購入時間帯で手数料が異なる

通常の取引手数料は購入額の0.5%です。1000円の注文なら5円の手数料ですね。

1回に大量に買うわけではないのでここはあまり気にしていないのですが、時間外になると日本株は1%、米国株は0.7%と手数料率があがり、その時間帯が日本株と米国株で違うのが少し面倒だなと思います。

日本の株を注文するときは日中(15時まで)、米国株を注文するときは夜中(23時以降)に購入すべし!とざっくり覚えています。

なお、為替手数料は1ドルあたり35銭とSBIと比べて10銭程度高いようですが、大量に買っているわけではないので、ここもあまり気にしていません(1円=100銭)。

すべての株が買えるとは限らない

日本株だけでなく、米国株やETFも買える点が便利なPaypay証券ですが、その分、買える株や商品が限定されています。

メジャーな大型株はたいていありますが、中堅や小型株などは扱っていないです。

成行注文である

普通、株を買う時は「1株いくらまでなら買う」といったような金額を指定する「指値注文」ができますが、Paypay証券の場合は成り行き注文のみなので購入株価の指定はできません。

ただ、今まで成行注文でも予想以上に高値掴みしてしまった(ウキーっ)となった記憶はないです(日本株は若干怪しい)。1日の増減が激しい株の場合は気を付けた方が良いのかもしれません。

これはネオモバでも同じことで、1株から買えるミニ株というのは成行注文しかできない場合が多いのではと思っています。

ただ、逆にいくらで指定するか悩まなくて良いのと、どのみち株数指定ではなく金額指定の購入なので、今のことろあまり気になってはいません。

入金までにタイムラグがある

Paypay証券に入金をしたい場合、自分用に指定された銀行口座に振り込むのですが、タイムラグがあります。

営業時間内なら1~2時間後に処理がされるようですが、週末など営業時間外に振り込んだときは、営業日の月曜午前にやっと入金が反映されるという感じで、ちゃんと振り込みができているか少しヤキモキします。

当然と言えば当然ですが、ネット銀行のスピード感に慣れていると少し不便だなと思います。

タイムラグがあるのはネオモバでも同じです。

入金の振込手数料は自分持ちですが、ネット銀行で振込手数料が無料のところを使っているので、この点は気になりません。

出金に振込手数料がかかる

出金は、Paypay証券から自分が登録した口座への振り込みとなりますが、その際の振込手数料がこちら負担となります(みずほ銀行なら100円、他行なら270円)。

まだ出金したことがないので今のところは良いですが、月々配当を受け取りたいなら、月100円はちょっとケチりたい金額です。

スポンサーリンク

デメリットよりメリットの方が大きい

いまいちな点の方が数が多くなってしまいましたが、「シンプルな分、できることが限られる」ということの裏返しでもあると思います。

メリットとしてあげた2点(金額指定、米国株も買える)が自分にとってはポイントが高いので、今のところ使い続けるつもりです。

今年一年は、米国の個別株を勉強も兼ねてちょろちょろ買っていきたいと思っています。とはいえ、あまりの円安に二の足を踏んでおりますが…。痛い目にあって、個別株には下手に手を出すまい…という展開になりそうな気が今からしております

以上、Paypay証券を使ってみた感想でした!

タイトルとURLをコピーしました