一人暮らしのエアコン購入:いろいろ悩んだわたしのエアコンの選び方

エアコン買いました 節約・節税

買ってしまいました。人生初の買い物。ルームエアコン。エアコンなしで過ごせないかとも思いましたが、代替手段が見つからず。夏が近づくほど高くなり、設置工事も混んでくるため、さっさと買ってしまうことにしました。

今回、ネットで購入したのですが、エアコン選びに一日中悩んでしまいました。まさかこんなに悩むとは思わなかったです。

将来また買い替えが必要になったときのため(いつの話だ?)、また同じように一人暮らしでエアコンを買うのに悩んでいる人の参考として、わたしがどのようにエアコンを選んだかについて書きたいと思います。

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エアコンの選び方

まず最初に、自分がほしいエアコンの条件をざっと考えました。

欲しいエアコンの条件を決める

先に電気屋さんに行ったり、ネット動画を見たりして、最新のエアコン事情をある程度収集していました。その時点で、自分がなんとなく思っていた条件は以下の通りです。

  • できるだけ安い
  • できるだけ場所をとらない、軽い
  • 電気代節約できる=節電効果高い
  • 自分で掃除をしなくてすむ=セルフクリーニング機能あり

エアコンの選び方や商品の比較情報を集める

そのうえで、他に選定に気を付けた方が良いポイントについて、動画やサイトなどでいろいろ調べてみました。ただ、どれも部分的に役に立つものの、いまひとつぴったっとくるものがなく、この調査に時間をとられました。

できるだけ安いものが良いけど、安物買いの銭失いにはしたくないという気持ちもあり、自分なりの優先順位が決められず、購入当日になってもパソコンの前で悩む始末。

自分なりのエアコン選びの条件が決まる

その後、諸々調べた後に決めた条件がこれです。最初に決めた条件からいくつか変わりました。

  • スタンダードモデルでよい
  • 一年前の型落ちモデルにする
  • できるだけ場所をとらない、軽い
  • 電気代が節約できる=節電効果が高い(APFの数値を重視)
  • セルフクリーニング機能は不要
  • その他の機能(人感センサー、スマホ対応など)も不要

具体的に説明していきます。

スタンダードモデル

理由は、値段と機能の点からです。

エアコンは上位モデル~スタンダードモデルといろいろタイプがあり、それにより価格も大分差があります。

スタンダードモデルは最低限の機能しかなく、値段も一番安いタイプです。
後ほど説明しますが、わたしが機能で重視するのは節電のみ。機能が多くても使いこなせず、何より説明書が分厚いのがストレスなるタイプです。

よって、値段と機能、両方の面からスタンダードタイプで良いと決めました。

また、メーカーにより違いがでるのは上位モデルからで、スタンダードはあまり機能に差がないと知り、それなら選択するのも楽だと思ったのも理由の一つです。

一昨年のモデル

理由はもちろん価格落ちを狙えるからです。ただ、今思えばスタンダードタイプは最初から安いので、あまり差はないのかもしれません。
わたしの場合は購入したのが2021年のため、2020年モデルで探しました。それよりも古いと逆に取扱店舗が減ってしまい、購入の際に選択肢が減るので避けました。

できるだけ場所をとらない、軽い

この条件に関しては変わらずなのですが、比較していてスタンダードタイプはどれもあまり差はないと思いました。ただ、縦(高さ)と奥行きの長さ、室外機のサイズなどで若干違うものがあるようです。サイズはあまり重視せず、2択で迷った際の参考値としました。

ちなみに、エアコンの対応範囲の表記が6畳~8畳といったように書いてあるのは、木造かどうかで変わるためだそうです(下の数値は木造を基準にしたもの)。

電気代節約できる=節電効果(APFの数値を重視)

節電効果を判断するのに、省エネ基準達成率ではなくAPFとうい数値を見ることにしました。省エネ基準達成率が相対評価なのに対しAPFは絶対値なので、メーカーごとの製品を比較するにはAPFの方が良いようです。また、消費電力量もあわせて見るようにしました。

セルフクリーニングは不要

ここです悩んだのは。ずぼらな人間にとってエアコン掃除は苦行の1つ。しかし、さぼれば電気代に影響するので、節約人間には痛い。ということで、セルフクリーニングは当初は欲しい機能だったのですが、最終的に選択肢から外しました。

理由は、長年使っていればやはり掃除は必要になりそうというのと、セルフクリーニング機能があるエアコンは解体が面倒なため、業者に内部クリーニングを頼んだ際に余計に費用がかかると知ったからです。(ただ、三菱のエアコンは比較的解体しやすいという情報もありました)。

友人も同様の理由でセルフクリーニング機能付きは買っていないとのことでやめました。

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エアコンの比較検討

改めて条件が決まったところで比較です。

価格コムで比較

最初から楽天で探さなかったのは、価格コムだと同じ軸でスペックの比較がしやすいためです。また、楽天だと価格の上位に「室内機のみ」とか「保証」などオプションの商品もヒットしてくるので面倒だったためです。

そこでまずは価格コムで検索条件を「エアコン 6畳」で絞り込みました。
https://kakaku.com/search_results/%83G%83A%83R%83%93+6%8f%f4/?category=0002%2c0070&sort=priceb

安い順で並べて上からみていく

結果を安い順で並べると、アイリスやコロナの製品が上位にヒットするのですが、わたしは選択肢から外しました。
アイリスは、商品によってはカバー裏に機器がついているので洗いづらいかもと思ったのと、何よりも発売されたばかりで使い続けた場合の情報が少ないという理由です。価格的にも大手ブランドと数千円の差でした(ただ、自分で買って感想を書くてもあるなと思いましたが)。コロナは単純に冷房専用機という理由で避けました。

気になった商品のスペックとレビューを見る

そのうえで気になった商品の個別ページに行き、スペックやレビューの情報を見ました。

スペックでは特に、「清潔」、「省エネ性能」、「サイズ・重量」の個所をみました。レビューは、評価の低いものがあった場合、件数や内容を見て、同じようなコメントをしている人が複数いるか、自分にとっても嫌だと思う点かを考えました。

比較してわかったのは、APFや消費電力量はほとんど違いはなかったです。ほとんどものが同じ(APFは5.8、消費電力量は768kWh)でした。

この時点で候補を5点くらいに絞りました。

候補となる商品を楽天で探す

次に、候補の商品をそれぞれ楽天で調べました。価格コムではなく楽天で行ったのは、送料込みで価格を比較したかったというのと、購入は楽天で行いポイントを貯めたいと思ったためです。

しかし、ここでまた時間がかかりました。理由は、店舗によって設置工事を用意しているところとそうでないところがあるからです。

商品名に「設置工事含む」とあったり、「設置工事可」といラベルもあったりするのですが、書いてなくても詳細ページを見ると設置工事を別途依頼できる店もありました。

そこで選んだ商品ごとに、安い店舗を上から順に並べ、詳細ページで設置工事も対応してることがぱっと見てわかるところを購入先の候補に選びました。

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エアコン候補として選んだ商品

その結果選んだ候補が以下です。

購入当時(2021年5月頃)の価格は3万5千円~7千円の範囲でしたが、見る時期によっては変動していると思います。

以下のリンクは設置工事のオプションのある店から選びました。この時点で型落ちなので、売り切れでリンク切れになってしまうかもしれませんが(哀)、この記事自体はエアコンの選び方として参考にしていただけるかと思います。
→後日追記:リンク切れとなってしまったので、名前だけ載せておきます。

候補1:【三菱重工】ビーバーエアコン SRK22TY-W
候補2:【日立】白くまくん RAS-AJ22K
候補3:【パナソニック】エオリア CS-220DFL

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買った商品と設置してみての感想

結局買ったのは、候補1番目のビーバーエアコンです。
候補の3つのうち、購入時に他よりやや安かったのがビーバーエアコンだったのと、機能的には最低限のもので良いといいつつ、スタンダード製品では珍しい「空気洗浄」「脱臭」などの機能などもついていたので良いかと思いました。

なお、自社のECサイト(メーカーのサイトではないです)を持っている場合は、同じ商品でも楽天より自社サイトの方が価格が低い場合があります。結局、わたしは楽天ではなく直接ネットのECサイトで購入しました。

ただ、今回わかったことですが、ネットの価格は毎日数千円レベルで変わるようです。よって、同じ商品でも見る日によって、AとBの数千円の差が逆転するということもありました。エアコンという季節商材のせいかもしれません。

設置料金が高い

工事込みと書いてあるところは標準工事のみと思っておいた方が良いです。今回、化粧カバーといわれるホースのカバーをつけたのですが、その材料費が高い。

結局、本体と同じくらい工事費にかかりました。化粧カバーはつけるか悩みましたが、後付けができないことや、以前の賃貸でホースがぼろぼろになった状態を見ていたので、取り付けることにしました。

化粧カバーの料金は当日払い

わたしが頼んだところがたまたまかもしれませんが、当日設置場所をみて必要な本数などを判断するためか、現金払いでした。たまたまあったから良かったですが、結構見落としポイントでした。

設置した感想

今回候補にあがった商品のうち、室内機の横幅は78~80センチとあまり変わりはなですが、奥行きと縦幅(高さ)が若干商品により異なりました。

このビーバーエアコンは、縦が25センチと他の2製品に比べて3センチくらい短いのですが、その分奥行きが他より長いせいか、以前賃貸で使っていたエアコンより出っ張り感があります。縦と奥行きのどちらをとるかという感じですが、設置壁の縦幅に余裕がない人には特に良いかもしれません。

とういことで、以上がわたしがエアコンを選んだ手順です。本当はもっと要領の良い探し方があるのかもしれません。

エアコンの感想は、使い始めるようになったらまた書きたいと思います。

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