心療内科、今ではだいぶ一般的になってきて、受診するハードルも下がっていると思いますが、それでも二の足を踏んでる方がいたら、早めの受診をおすすめします。
理由1:重症になってからだと病院に行く気力すらなくなる
病院を探す、場所を調べる、外に出かける、といった作業は、それだけでしんどいです。健康なときでも面倒だなと思う作業、精神的にまいっているときはさらにしんどいです。
特に、わたしのように一人暮らしだったり、周囲に相談できる人がいないときは、余力があるうちに病院を探して診察を受けることをおすすめします。
病院を見つけても、さらに紙2~3枚分の問診票を記入したり、医者に説明したりと、しんどい作業が待っています。その意味でも、まだ症状が軽いうちに診察を受けておきたいです。?
理由2:初診の予約はとりづらい
いざ病院が見つかっても、初診はなかなか予約がとりづらいです。特にこれを書いている今は、コロナのせいでストレスの病が増えたのか、とにかく初診の予約がいっぱいだったり、一か月先だったり、なかには受け付けていないなどもあるようです。症状が軽いときに予約をしておけば、初診が少し先でもまだ待つことができるかもしれないですし、いざ重くなったときでも再診なら予約がとりやすくなります。?
理由3:自分にあう病院がすぐに見つかるとは限らない
理由1や2とも関係しますが、なかには初診の予約がすぐにとれるところもあります。しかし、裏を返すと何らかの理由で混んでいない、あまり良い病院でない可能性も高いです(もちろん、たまたまキャンセルが出たり、新しい病院で知名度が低かったりなど、他にも理由はあると思いますが)。
メンタルの病で診察を受けているのに、担当医と合わないと、症状が好転するどころか逆に悪化しかねません。その意味でも、症状が軽いうちに診察を受けていれば、この先生は無理だと思っても、他の先生を紹介してもらったり、他の病院を探したりなどができます。
症状が軽いうちなら割り切るという手も
といっても、初診で転々と病院を変えるのは、予算的にも精神的にも厳しいと思うので、できれば最初から良いと思える病院に行けるのがベストですね。
わたしの場合は、近所の病院がどれもことごとくネットの評判が悪く、唯一普通だった病院は予約がとれずの状態だったため、結局、家から一番近いところを選びました。
心理的負担を増やさないコツは、医者にあまり期待しないこと、でしょうか…。
もしまだ心療内科に行ったことがなく、どうしようか迷っている人の参考になればうれしいです。