診療内科を受診すべきかの判断目安【50代独身女性のメンタル日記】

心療内科 健康・メンタル

あきらかに鬱状態などわかりやすい症状があるときは別ですが、そこまでひどくはないというとき、心療内科に行くべきか迷う人もいるかと思います。
症状が軽いという点では感謝すべきことなのですが、「中途半端な症状」なりの悩みというのがあるんですよね。
そこで、病院に行くべきか迷ったときの、わたしなりの判断目安についてご紹介したいと思います。

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心身のどちらか(またはどちらも)が辛い症状が続く

身体でいうと、よくあるのが「寝付けない」や「寝ても目が覚めてしまう」といった睡眠障害、または食欲がない、頭痛が治らない、湿疹がでるといった症状。
こういった症状が長く続くと身体的に辛いです。生活習慣を変えたり、頭痛薬や痒み止めで治れば良いですが、メンタルが原因の場合は、直接症状を抑える薬を飲んでも治らなかったり、すぐ再発したりすることがあります。その場合は、心療内科を受けることで、根本の原因を取り除く方が良いと判断します(ストレスが原因の場合は、内科や皮膚科の先生からもおそらくアドバイスされるでしょう)。

精神面では、不安やイライラが止まらない、特定のこと(仕事など)を考えるだけで涙が出てくるといった症状です。これ自体は人間の感情として普通のことですが、理由もなく症状が止まらない、そしてそのことが自分自身や周囲の人にとって辛いときは、治療を受けた方が良いと思っています。
わたしの場合は、今まで経験したなかだと、睡眠障害、無気力、不安、イライラ、涙が出てくる、判断力が落ちるといった傾向があります。

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日常生活に支障がある

「日常生活に支障がある」というのは、病気かどうかの判断基準として良く聞く言葉かもしれません。逆にいうと、自分も周囲も辛くないし、日常生活に支障がなければ、あえて心療内科を受ける必要はないのではと思います(放置することで悪化する場合もあるかもしれませんので、あくまで一個人の意見です)。

例えばわたしの場合、普段の買い物で何を買うか決められず店内をうろうろしたり、病院の予約の調整に迷って電話口で考え込んでしまったりということがたまにあります。時間が勿体ないなと思ったり、病院の受付の人に申し訳ないなと思うことはありますが、日常生活に支障があるほどではありません。

常に不安を抱えていることも、しばらくそれが異常だと気づいていなかったくらいなので、特に日常生活に支障はあまりないと思います。

ただ、イライラ、涙が出る、無気力までいくと、普段の生活(他人や知人とのやりとり)や、生きていくうえで困ることになるので、そこまで症状がひどくなったら診察を受ける基準としています。

ただ、できればひどくなる一歩手前で食い止めたいのと、不安症状が根底にあると考えているので、普段から薬を飲むようにしています。

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仕事に支障がある

日常生活とはあえて分けて記載しました。というのは、仕事と日常生活の支障はイコールではないためです。

日常生活に支障があっても、自分や周囲の人にとって許容範囲なら問題ないです。ただ、それが仕事をする上で支障になるなら、生活がかかっていることなので、やはり早めに処置をした方が良いと思っています。

わたしの場合、以前は極度の睡眠障害でした。とても眠りが浅く、昼間にひどい睡魔が襲ってくるという状態で、人と話していても眠くなってしまうほどでした。

これが仕事をしていない(または日中の行動を自由に決められる)生活なら、たいして支障はなかったと思います。昼寝をするなり、起きる時間を遅くするなり対処ができるためです。

ただ、日中は会社に行っていたため、睡魔と戦いながらの仕事はとても非効率ですし、周囲の評価も下がります。また、気持ち的にも単なる眠気を通り越して憂鬱感が襲ってっくる状態でした。そのため、眠りを深くするための薬を病院で処方してもらい、それを飲むようになってからは大分楽になりました。

今は、在宅のため睡眠を長くとれる生活になったためか、薬を飲まなくても日中は眠くならずに過ごせています。

ということで、心療内科に行くかどうか迷ったときの、わたし自身の判断目安をご紹介しました。

わたしの場合、一時期は病院に行っておらず、このまま大丈夫なんじゃないかと思った時期もありました。その後、仕事のストレスで一気にひどくなり、結局は再び心療内科に通い始めました。将来的にはやめられるのかは良く分からないのですが、しばらくは通い続けて、先生と相談しながら考えたいと思います。

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