リノベの会社に行く~おひとりさまマンション購入までの道のり➈

マンション購入までの活動日記

40代の後半、ほぼ50代の手前であるアラフィフに新築マンションを購入した記録をつらつらと書いています。
前回の記事はこちら。

希望のマンションがまったく見つからず、条件を緩めることにしました。
できれば築年数20~30年くらいの価格が安定して、かつ古すぎない物件を探していましたが、築年数を30年以上も対象にすることし、その場合は、築古の物件をリノベーションする選択肢も検討することにしました。

【この記事を書いている人(ぷーたん@独身アラフィフ会社辞めたい)】
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2020年に50代手前のぎりぎりアラフォー(というかアラフィフ)で都内に新築マンションを購入。会社員を地味に続ける独身(離婚歴なし子供なし)。細く長く心療内科に通う。早期退職を夢みて日々節約。

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リノベーションの会社を探し始める

まずは、中古マンションのリノベの物件を専門的に扱っている会社を探すことにしました。
リノベの物件を販売する会社には、最初からリノベ済みの物件を扱っている会社と物件選びから手伝ってくれる会社がありますが、わたしは後者を選びました。

理由は、

  • リノベずみだと内側(配管や壁)のリノベ状況がわからない。リノベの注意点などを調べる過程で、見た目だけきれいにして中身はお粗末なケースもあると知った。その点、物件探しからしてくれる会社の方が、リノベ前の状態を見られる方が安心だと思った。
  • 不動産会社ではない(仲介料ではなくリノベで利益を取っている)ので、物件に対して第三者的な意見を貰える
  • 自分の好きなようにリノベしてもらえる。わたしは特に「おしゃれなキッチン」とかこだわりがあったわけではないのですが、その分、不要なところがリノベされているのにお金を払いたくなく、最低限のところだけリノベしてもらえれば良かったため

といった感じです。

ただ、料金的にはやはり、自分でリノベをするよりもリノベ済み物件の方が、材料費などをまとめて仕入れる関係でリーズナブルなようです。
わたしの友人もリノベ済み物件を購入していますし、リノベ済み物件も探せば良いものがいろいろあるのではと思います。

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2社に問い合わせる

物件探しから行ってくれる会社をネットで検索したところ、あまり数はなかったのですが、メジャーと思われる2社に問い合わせました。
どちらもリノベに関するセミナーを開催していたり、事例も紹介されていたりと、リノベ物件を積極的に扱っている感じでした。

2社同時に同じように問い合わせをしたのですが、そのうち1社は、条件にあった物件情報は送ってくれたものの、それだけでした。おそらくわたしの予算が少なかったので、可能性が低い客と思われたのか、リノベ済み物件の紹介がメインで、物件紹介はあまり力を入れていなかったのかもしれません。

もう1社は、最初にオンラインで希望条件などをヒアリングや進め方の説明など、大分丁寧に時間を割いてもらい、結局はこの1社に大分お世話になりました。
ただこの会社は、最初に「手付金」というかたちで10万円を納める必要があり、この点は少し躊躇しました。
物件が決まらない場合は返金されるとのことだったのですが、架空会社だったらどうしようとドキドキしました(←疑り深い)。
実際にオフィスにも行き、担当者や会社も怪しくない(笑)とわかり、利用することにしました。(結局、リノベはしなかったので、無事に返金いただきました。)

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築古物件を探す日々

そこから約1~2か月にわたり、夏の暑い中、築古の物件探しが始まりました。
もともと希望していた沿線エリアで探したので、立地や駅からの距離は問題なしという物件です。
築年数は30年以上のものばかりの物件です(ただし1981年の新耐震基準以降に建設)。
しかも、築古だからなのか、ペット可希望だからなのか、なぜか候補として出てくるのは3LDKなどの部屋数の多い物件がほとんどでした。

リノベ会社経由でなくとも、別の会社で見つけた物件に対してリノベだけを依頼することも可能だったので、自分でも物件を探して回りました。
ただ、ここでも物件を買う前にリノベ会社に相談することが重要です。
水回りの構造など、物件の間取りによってリノベしやすいかどうかが変わり、リノベの費用にも影響するため、自分で中古を買ってから別の会社にリノベを頼むよりも、購入の段階で一緒に物件を見てもらってリノベ費用を算出してもらった方が良いからです。

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築古マンションは無理と思った理由

探し始めた当初は、築古でも手入れが行き届いているなら良いのではと思っていました。
実家のマンションがそうだったからです。
築30年以上ながら、大手のマンションで修繕もしっかりしており、壁を塗り替えたり、エレベーターを新しくしたりと、いろいろと行き届いているからです。

でも、実際に探し始めると、なかなか希望の物件は見つかりませんでした。

というのも、マンションの入り口や廊下、郵便受けのエリア、ベランダ、ゴミ置き場、自転車置き場などが、汚かったり薄暗かったりなどで、管理が行き届いていても、そういった共用部分が思っていた以上に気になったためです。

内装はリノベできれいにするので良いのですが、マンションの入り口や共用部分というのは、自分ではどうにもならないですからね。

そこで気づいたのは、実家のマンションの古さが気にならなかったのは、自分が慣れ親しんだ場所だからではないかということです。
自分が生活していて徐々に古く汚れていった場所
まったく知らないところで古くて汚れたマンション
同じ状態でも感じ方はまったく違うのだと気付きました。

ただ、これはわたし独自の感覚やメンタルの問題かもしれません。人によっては、入り口が古くても味わいがあるとか、昭和っぽいレトロさがあって良いとか感じたり、まったく気にならない人もいるでしょう。

また、築古だからすべてそうだというわけではなく、たまたまわたしが見た物件がそうだったのかもしれませんし、共用部分でも大規模修繕で大分きれいになることもあるので、そこは実際に物件ごとに状況は違うと思います。

ということで、リノベ物件の道はほどなく諦めました。
今回、わたし自身は選びませんでしたが、リノベ自体は良いと思います。
個別でオーダーすれば、ペットと暮らす部屋とか、楽器の練習をする部屋とか、自分の好きなように変えることができるので、そういう部分にお金がかけられるのは家を所有する楽しさなんだろうなと思います。

この後は、再び築30年以内を目安に探すことになります。

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