中古マンションの築年数と配管への懸念~おひとりさまマンション購入までの道のり⑧

マンション購入までの活動日記

マンションを買うと決めてから購入に至るまでの日々を、当時の日記を振り返りながら書くシリーズ(?)の続きです。

【この記事を書いている人(ぷーたん@独身アラフィフ会社辞めたい)】

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2020年に50代手前のぎりぎりアラフォー(というかアラフィフ)で都内に新築マンションを購入。会社員を地味に続ける独身(離婚歴なし子供なし)。細く長く心療内科に通う。早期退職を夢みて日々節約。

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ここまでの活動について

これまでのマンション探し活動日記の一覧はこちら

簡単にまとめるとこんな感じです:

  • 2019年11月:
    更新の時期を1年後に控え、今度こそマンションを買おうかと思う。物件情報をネットで探して資料を請求するなど、本格的に情報収集を開始。
  • 2020年1月:
    マンションライブラリーへ相談。エリアが決められなかったため、イメージを掴むためにもいきなり内覧へ。駅も路線も違う物件を見学。
  • 2020年2月:
    家庭の事情やコロナによりマンション探しを中断。地味に物件情報を見ておく日々が続く。
  • 2020年6月:
    本格的な物件探しを再開。希望のエリアは相場が高く、他に候補のエリアが決められず途方に暮れる。夜中にふと目が覚めて不安になる。やはり知らない場所はやめようと決める。この時のエリアの条件:

    • 今(当時)住んでいる場所の最寄駅に、自転車で行ける範囲(近隣の駅)
    • 住んでいる場所の最寄駅と同じ沿線(もともとの希望)
  • 2020年6月:
    当初の希望だった中古物件を探し始める。数件内覧にいったものの、相場の高いエリアのため、予算内に収めるとなると何かしら気に入らない点があるという結論に至り、もう少し相場の低いエリアも対象にしようと考える。さらに条件を緩める:

    • 築年数:30年以上も視野に。と同時にリノベも視野に入れる。
    • 周辺環境:急行停車駅でなく持ても良い。かつ駅周辺の店や明るさに求めるレベルを下げる

と、ここまでが前回です。

前回の日記でリノベも視野に入れると書きましたが、実際にはここまでにもう少し日記にはいろいろ不動産屋とのやりとりの感想なども書いてあります。

ブログにするにあたり、わかりやすくまとめようと試みていたのですが、日記のどの範囲までをブログで書いたのかがわからなってきたので、今回は書いたことをほぼそのまま載せて、当時を振り返ったコメントを書くという試みをしてみたいと思います。

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2020年6月某日の日記

以下は、中古を探し始めたころのやりとりです。実際にリノベを探し始めたのは7月なので、その少し手前の時期です。

D社の営業の人といろいろメールや内覧でやりとりをしていました。
問い合わせた支店の専門エリアや路線が、ちょうどわたしが探しているエリアだったので、いろいろと聞いた日の日記です。(路線など固有名は伏字にしております)

不動産D社の営業さんから聞いた内容:

  • D社が紹介できるのは中古マンションが中心。新築も紹介できるが物件が限られる。
  • A路線(わたしがもともと希望しているところ)は全体的に高い。
  • B路線(希望している駅と交わる路線)はやや下がるが、〇〇駅(希望路線と交わる駅)は高い。
  • 新築のワンルームは投資対象での物件が多い
  • 中古のワンルームは売りづらい
  • 築20年の中古物件は、新築と設備も大差ないが価格も変わらない
  • 配管は築20年なら交換不要、30年以上でリフォーム済みなら交換している可能性はあるが共用部分のみ。
    ただし、専有部分のみ。共用部分の交換はめったにない。資金があり管理組合が強いマンションのみ。

中古のワンルームはニーズが多いと言っていたのに売りづらいというの矛盾するのでは(注)?

総合すると、新築のワンルームは賃貸に出されるので、売りに出される中古物件が少ないということかもしれない。

配管が古いとGが心配だといったら、それなら築20年以内にした方が良いと言われたが、住んでたらいずれ30年になるのだから意味ないのでは?

そういう意味ではやっぱり引っ越せる賃貸の方がいいかも。

(筆者注:以前「中古のワンルームはニーズが多いのですぐに売れてしまう」と聞いていたのに、このときは「中古のワンルームは売りづらい」と言われたので、矛盾すると思っていました。その後の文章で、自分なりに解釈して納得させましたが)

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当時を振り返り~値下がりは避けたいがGもコワい

とにかく中古の1LDKが少ない、あっても高い(新築と変わらない)ということで、探すのに苦労していた時期です。

築年数へのこだわり

築年数を30年としていたのは、築年数20~30年を経ったくらいが値段も一通り落ち着くと本で読んで知っていたからです。中古でも築浅物件を購入して、購入後に大きく値が下がるというリスクを避けたいと思っていました。

よって、当初は築年数20~30年で探していたのですが、築年数20年ではほぼ値が新築と変わらないとわかり、30年前後だけに絞るとさらに物件数が減るため、もう少し築古まで範囲を広げようと考え始めました。

配管の古さを懸念

一方で、配管については、古いままなのをとにかく懸念していました。

配管が古いのを気にしていた一つ目の理由はGが怖かったからです。

最初に住んでいたアパートが、やたらGが出る物件で、完全にトラウマになりました。当初はそういうものかと思ったのですが、その後に住んだ物件が2件ともGストレスフリーだったので、Gが出るかどうかは物件で決まる!と強く思ったのでした(注)。

(筆者注:当時は配管の古さとGは関係するのではと思っていましたが、その後、いろいろと聞いて回った結果、Gの出現頻度と配管の古さはあまり関係ないかもという結論に至りました)

二つ目は、入居後に配管が壊れるという事態を避けたかったからです。

配管の寿命はだいたい20~30年くらいと言われており、大規模修繕で交換されているか(交換される計画があるか)は物件ごとに聞いてみないとわかりません。積立金で修繕されることが決まっていれば良いですが、入居後に配管交換で修繕費を臨時招集などされたら、たまったものではありません。

なお、日記には、「専有部分のみ。共用部分の交換はめったにない」と書いてあるのですが、専有と共用を逆に聞き間違えたのでは?と思っています。

というのも、共用部分は大規模修繕で交換する、専有部分は持ち主が交換する、と責任の所在が分かれているためです。(専有部分も交換しようと管理組合で決まれば大規模修繕で交換されると思いますが、あまりないケースなのだと思います)。

よって、もし当初本当に「配管の共用部分の交換はめったにない」と説明されていたとしたら疑問大です。むしろ修繕計画に入っていないところはやめた方が良いと思います。

ということで、築年数の許容範囲を広めたものの、配管をチェックしないといけないという面倒な展開になっていました。

賃貸の方が良いのでは?とこの期に及んでまだ揺れていましたね(トホホ)。

この続きはまた次回。

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