会社員だけどふるさと納税は確定申告しました【50代一人暮らしの節約】

確定申告 節約あれこれ

ふるさと納税の控除を受けるため、今回初めて確定申告をしてみたので、その方法や感想、やってみてわかったことを自分の覚書も兼ねて書きたいと思います。

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確定申告しようと思った理由

ふるさと納税は「ワンストップ特例制度」を利用すれば、確定申告をする必要はないのですが、今回はあえて利用しませんでした。

理由は二つあります。

一つ目は、今後のために一度やってみたかったから です。

  • いつか副収入がわんさか入った時
  • 株の配当金を得た時

など、いつか確定申告をする必要になるかもしれないと思い(皮算用)、ふるさと納税で一度試しておこうと思ったためです。

もう一つの理由は、過去にふるさと納税を利用したとき、お金が戻って来なかった疑惑があるためです。

その時は「ワンストップ特例」に必要な書類(寄附金税額控除に係る申告特例申請書)も自治体に返送したので、安心して特に気にも留めていなかったのですが、どうも税金が減った感がなく。

5~6月頃に会社から支給される「住民税決定通知書」で摘要欄に「寄付金税額控除~」などの記載もなく、実際に税金も減ってないようす。後から調べると、自治体の手違い(?)でそういうこともあるらしいとか、自治体によって「寄付金税額控除~」という記載がないとか、情報はいろいろあったもののよくわからず。

それ以来なんだか面倒なイメージがあってふるさと納税から遠ざかっていたのですが、やっぱりお得だから利用しない手はないと思い、今回はワンストップ特例を利用せずに確定申告をする方を選んでみました。

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ふるさと納税の確定申告のやり方

「ふるさとチョイス」のサイトにわかりやすい説明が出ているので、それを見ながら進めました。

事前準備

作成時にわたしが手元に用意したものは以下です。

  • 源泉徴収票(必要な数字情報が書いてあるため)
  • 寄附金受領証明書(金額の記入などに必要)
  • 振込先の口座情報
  • マイナンバー(番号の入力に必要)

送付するときは、マイナンバーなどのコピーも必要になります。

関連サイト:確定申告時に準備が必要な4つのもの

作成開始

同じく「ふるさとチョイス」のページにあったマニュアルに沿ってやりました。

確定申告方法

 

関連サイト:はじめての確定申告作成マニュアル

だいたいこのサイトの通り進むので、あえてキャプチャを載せて説明するまでもないのですが、自分がやってみてちょっとつまづいたり疑問に思った点などを記載します。

1.作成開始

国税庁の確定申告書作成ページへアクセスし、「確定申告書等作成コーナーへ」から「作成開始」を選びます。

確定申告方法

 

提出方法がいろいろあるのですが、わたしは「印刷方式」を選びました。

e-Taxはまだできたばかりで情報が少なかったのと、役所系のアプリはマイナポイントの登録の際にいろいろ面倒だったので、少しでもシンプルな方法にしたいと思ったためです(印刷はコンビニでもできます)。

2.利用環境の確認

条件はクリアしているのでささっと次に進みます。

3.作成する申告書の選択

所得税を選択します。

4.申告書等の作成開始

わたしの場合はマニュアルと同じ回答でした。

5.収入金額の入力

山場の一つ目。源泉徴収の出番です。徴収票を見ながらちまちまと数字を入力していきます。

入力終了で「次」を押す…と

ここで、なぜかエラー

エラーのメッセージを読み解くと、どうも給与と源泉徴収の金額が一致しない的な内容でした。

どういういうこと?
数字の入力間違いはないので、この数字が違うということは、社内の総務に言って確認しないといけないということでは?

そんな面倒な…

軽くパニックになりながら、とりあえず気を取り直して再度数字を入れなおしたところ、「給与所得入力画面」に遷移。

そこに自動で入力されていたらしき数字が給与額とあっていたので「次へ」を押して事なきを得ました。

どうも給与の入力をスキップしていたのか、入力しなくて良い個所に記入をしていたのか、原因はわかりませんが、一度エラーが出ても諦めずに入れなおしてみることをおすすめします。?

6. 所得控除の入力

「寄付先から交付された証明書等の入力」にある「入力する」ボタンをクリックします。

ここで山場の二つ目。「寄附金受領証明書」の出番です。

寄付した先ごとに一つずつ、寄付先や金額を入力していきます。
選択式になっているのですが、対象の市町村が多いとちょっと探すのが大変でした(北海道とか)。

楽天スーパーセールのポイント獲得目的もあったので、1000円ごとに数か所の自治体から購入していたのですが、こんなことなら2~3件にしておけば良かったとちょっと後悔しました。

ただ、終わってから気づいたのですが、どうも一括で登録する方法もあったようです(脱力)。

せっせと登録をすませると計算結果確認の画面が表示されます。

確定申告方法

 

所得控除:11,000円なり

1万3千円分くらいの買い物をして、自腹が2千円なので還付金としてはだいたいあっているようです。

7.その他税額控除

特にないのでスキップ

8.計算結果確認

還付される金額が表示されます。

確定申告方法

 

ん、1,114円?

なんか少なくないか?先ほどの1万1千円は何だった?
記入見本を見ても、手順6の計算結果と手順8の結果は異なるので、どうもそういうことらしいと思い、ひとまず先に進みました。

この金額が少ない理由は後述します。

9. 住民税等入力

10. 住所氏名等の入力

11.マイナンバーの入力

と進み、最後に

12.印刷・ダウンロード

でPDFファイルに保存しました。

なお、書きかけのファイルも途中保存できるので便利です。

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いよいよ郵送へ

印刷した作成書類、寄附金受領証明書、マイナンバーのコピーを封筒に入れて送付しました。
送付するときに疑問だったのは、受付開始より早めに送っても良いのかどうか。調べましたがこれに関する記述は見つからず。

結局、受付開始日をちょっと過ぎた頃に送りました。

が…、数日後に封筒が返送されて来てしまいました。

どうも厚さがオーバーしていたようです。

5か所の分の寄附金受領証明書を入れていたので、確かに封筒はパンパンでした

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直接投函しました

切手代を節約…というのもありますが、運動不足解消も兼ねて、今度は直接持って行くことにしました。

週末でも受け付け用の投函箱があるとのことです。

実際に行ってみると、結果的には確かにポストはあったのですが、見つけるのに時間がかかりました

「確定申告の受付はこちら」という思いっきり目立つ案内の方向に進んでみたものの、それらしきものがありません。

税務署の入り口に投函ポストっぽいものがあるのをイメージしていたのですが…。

うろうろすること5分くらい。思わず通りすがりの人に聞きたくなったくらいです。

帰ろうかなと思ったところで、建物より大分手前の道路わきに投函箱があるのを発見し、無事提出を完了しました。

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計算結果の疑問ほか調べたこと

今回、計算結果が想定より少なかった理由は、確定申告では所得税のみの手続きだからというようです。

同じような疑問を持っている人が他にもいたようで、Yahooファイナンスでこちら記事を見つけました。

ふるさと納税の還付金が少ないです

どうやら残りはその年の住民税に反映されるとのことで、結局、住民税通知書はきちんと確認しておく必要があるということですね。

その他、わからないことは「確定申告書等作成コーナーよくある質問」ページで調べました。

疑問1:印刷はカラーでないといけないのか?

白黒でもカラーでも良いらしいです。わたしは白黒にしました。

疑問2:普通郵便で良いのか?書類は折り曲げても良いか?

折り曲げても大丈夫。普通郵便で郵送で良いとのことです(厚さにはご注意を^ ^;)。

疑問3:受領されたと知る方法は?

申告書の控え(複写)と切手付き返信用封筒を一緒に送ると、受領した旨のお知らせとして税務署から返信があります。以下引用文です。

収受日付印のある確定申告書の控えが必要な場合は、複写により作成した(複写式でないものについては、ボールペンで記載した)申告書の控えのほか返信用封筒(宛名をご記入の上、所要額の切手を貼付してください。)を同封していただければ、税務署から収受日付印を押印した申告書の控えを返送いたします。

作成した書類のうち1枚は「控え」と記載があったので、わざわざ余分にコピーはせず、その控えと返信用封筒を入れて提出したところ、ちゃんと戻ってきました(自分用の控えはPDFファイルとして持っているので)。

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所得税分は無事戻りました

税務署からハガキが着て、銀行口座に無事所得税分の還付金が振り込まれていました。
あとは市民税が減っているのを確認するのを忘れないようにしたいと思います。

以上、ふるさと納税の確定申告についてご紹介しました!

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