昨日はクリスマスでしたが、みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。
わたしは昼間からせっせとメルカリに出品をした後、干し野菜の作り方(この記事)を黙々と書いていました。ちょうど作った干し野菜をツイッターに投稿しようとしたときに、他の人のツイートを見てクリスマスだったことを思い出しました。
いろんな意味でどうしよう…と思いましたが、気を取り直して今回のテーマです~。
この記事はこんな方におすすめです
- マンションだけど干し野菜を作ってみたい
- 乾燥野菜を買いたいけど高くて躊躇している
- 家にある道具で干し野菜を作りたい(ザルがない)
普段から乾燥野菜だけでなくて、乾物やドライフードを食事に取り入れたいなと思っていました。
理由はやはり日持ちがするし、常温保存ができるしと、ローリングストック食材として最高!と思っていたからです。でも、普段買うのはワカメや鰹節、お麩、切り干し大根、春雨くらいでした。
本当は、椎茸とか乾燥野菜とか欲しいのですが、なにしろ乾物も乾燥野菜も高い!
見た目は諸民派なのに、なんであんなに高いんだ!ちょっとしか入っていないのに数百円とか、セレブ食材か?!と普段から思っていました。
ベランダで干し野菜が作れると知っていたものの、ざる(竹製?の和風なやつ)も家にないし、ホコリよけにかぶせるものもないし、めんどくさいないーと思い、手を出せずにいました。
ところが、冷蔵庫なし生活に挑戦するにあたり、常温でも食品をちゃんと保存できるようにならなければ!と思い、改めていろいろ調べてみたところ、結構簡単にできることがわかりました。
そこで、今回はその方法をご紹介します。
干し野菜ネットの自作方法
自作の方法をご紹介します。
用意するもの
用意するものは最低限以下の3種です。
- ネット:旅行用に服を仕分けたり、洗濯ネットなどに使うものです(もちろんきれいなものデスヨ)
- ハンガーx2つ:ズボンとかに使うクリップ式。なければハンガーに洗濯ばさみでも良いです。
- キッチンペーパー
~以下、あればなお可~ - バット:野球じゃないですよ、揚げ物とかおくやつで。
作り方
作り方というほどでもなく、いたって簡単です。
- バットの上にキッチンペーパーを置いて、切った野菜を置きます
これはちょっとエノキが多すぎ。重ならないようにします - 野菜の上からキッチンペーパで覆います
- ネットに入れます
- ネットの両端にハンガーをつけて完成です
あとは通常の干し野菜の作り方と同様に外に干せばOKです。
ベランダの竿にひっかけて使います。こんな感じです↓
なんだかちょっとシュール
キッチンペーパーはなくても良いと思いますが、直接ネットに置くのに抵抗があったのと、野菜が中で散らばらないように使っています。最初はバットなしでキッチンペーパーに包んでそのままネットに入れていたのですが、風で飛んで下に落ちてしまったので(悲)、安定性と重石を兼ねてバットを使うことにしました。ない場合は、ハンガーかネットになにか重し代わりにものをひっかけると良いと思います。
干し野菜ネットの自作が面倒な場合
自作の方法を紹介しましたが、家にトラベルネットなんかないわ!という方や、めんどくさい、大量に作りたい!というような方は、手っ取り早く買ってしまっても良いと思います。
100均でも買えます
今や100均で干し野菜用のネットが売っているのをご存じですか?ダイソーやセリエにあるとのことです。
以下は楽天からの画像ですが、見た目はこんな感じの青いネットでです。
100均のは丸形で段数も1段と少ないですが、100円で買えるなら良いですよね!
残念ながら家の近所の店には見当たりませんでしたが。
本当はこれが欲しかった~ベジネット
通販だとこんな素敵な干し野菜ネットも売っています。
今回、ベランダで干し野菜を作ろうと思ったのも、これを知ったのがきっかけでした。
ザルがなくてもこれならホコリも気にしないで作れる!と思い、これをヒントにとりあえず家にあるもので挑戦することにしました。
自作のネットを使いベランダで干し野菜を作る
最近では洗濯ものよりも野菜を干している回数の方が多いほど、このネットを使って野菜を干しています。
作り方は他の干し野菜の方法と同じですが、手順をご紹介します。
- 野菜を切る。
- キッチンペーパーの上に並べてネットに入れる
- 干す3行で終わってしまった…量にもよりますが、わたしの場合は少量しかできないので、4~5時間x1.5~2日でできることが多いです。
夜は冷蔵庫か部屋の涼しいところに置いておきます(以前コンロの脇に置きっぱなしで忘れてたときもありました;)
ポイント・注意していること
- 野菜は洗ってから切り、キッチンペーパーで水分をふき取るようにしています。
キノコ類は濡れたキッチンペーパーでふき取る程度。石突きは切り落としてからほぐしています。 - 野菜は水分の少ない根菜類やキノコ類、ネギなどで作ることが多いです。
- ピーラーやスライサーがあると均等に薄く切れるので、乾きも早く、乾く速度も同じで便利です。
ただ、包丁で切った方が楽な場合もあるので、なくてもOK。
厚く切りすぎて乾燥しきってないものとかあれば、その日のおかずとかにしちゃえば良いので結構テキトーです。 - 天気の悪い日は干さずに、冷蔵庫にいれておきます。
冷蔵庫でもそのまま置きっぱなしにしていると乾燥が進みます(うちの冷蔵庫が乾燥しすぎなのか?ただし、匂いが気になる方はおすすめしません) - 完全に乾燥していないセミドライの場合(中身が乾燥していないなど)は、冷蔵保存するようにしています。
- 時間がないときなど、このあと紹介するオーブンの方法と組み合わせたりしてます。
オーブンやレンジでもできます
ご存じの方も多いかもしれませんが、オーブンや電子レンジでも干し野菜ができます。
オーブンで干し野菜を作る場合
- 天板にクッキングシートを敷き、切った野菜を並べてオーブンで焼きます
- 時間はレシピによりさまざまで、今まで見た例だと
100℃で1時間
130℃で20分
150℃で15分
というパターンがありました。野菜の量や水分でも変わってくるのだと思います。
わたしの家のオーブンは100℃も130℃もないため、150℃で10分から15分くらいやってみて、乾燥が足りなければさらに5分や10分といった感じでやっています。
オーブンで乾燥長ネギを作りました。ちょっと焦げちゃったけど
電子レンジで干し野菜を作る場合
- レンジの台か耐熱皿にクッキングシートを敷いて、野菜を並べます
- 時間はこれまたレシピによりさまざまです。600Wで2分~10分前と野菜によって違うようです
これはレンジで作った大根。焦げてしまいましたが(これもか?)、ややセミドライ状態です。
ご飯と一緒に炊きました。
以上、「ザルがなくても自作でできるネットを使った干し野菜の作り方」でした(長っ)。
乾燥野菜が作れれば、日持ちもするしフードロスも減らせるし、節約にもなるしと一石三鳥!と思っています。
いろいろな野菜を試しているので、またご紹介したいと思います。