マンションを買うと決めてから、あらゆる方法で情報を調べました。
具体的にどんな媒体を使ったかについて、以前こちらの記事で紹介しました。
今回は、知りたい情報別に実際にどんな方法や情報源を見ていたのかについて書きたいと思います。まずは、マンション選びで気になる「相場」に関する調べ方についてご紹介します。
この記事を書いている人:
【この記事を書いている人(ぷーたん@独身アラフィフ会社辞めたい)】
2020年に50代手前のぎりぎりアラフォー(というかアラフィフ)で都内に新築マンションを購入。会社員を地味に続ける独身(離婚歴なし子供なし)。細く長く心療内科に通う。早期退職を夢みて日々節約。
サイトで探す
At Home:路線別や地域別で探す
不動産情報サイト「At Home」では、路線や地域を指定して相場を調べることができます。
路線別では、特定の路線を選ぶと各駅ごとの相場が間取り別(または面積別)に一覧で表示されます。路線は決まっているけど、どの駅が相場的に高いのか安いのか知りたいというときに便利です。
また、路線自体が決まらないという場合は、路線の相場を一覧で見ることもできます。
この情報ですが、おそらく現在売り出されている中古情報をもとに算出しているのではと思います。よって、後述する成約情報をもとにしたサイトの方がより事実に即した相場感を得られることができますが、とりあえずざっと相場を知りたいというときにはおすすめです。
Home 4U:マンションだけでなく戸建ても掲載
不動産情報サイト「Home 4U」の相場情報です。こちらもAt Homeと同様、エリアや路線を選んで、間取り別や面積別に相場を調べることができます。
こちらは実際に、取引価格ではなく売出し価格で算出されている旨がサイト上に明記されているので、内容的にはAt Homeとほぼ同じだと思います。
At Homeと違う点は、マンションだけでなく戸建てもの相場も調べられる点です。
また、間取りの仕分け方が、At Homeは「1DK~2DK 」が一括りになっているのに対し、Home 4Uは「1R~1DK」で一括りになっています。1Rは除きたいという場合は、At Homeの方が良いと思います。
REINS:成約価格を基にした不動産取引情報提供サイト
「REINS(レインズ)」はマンションを探している人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
不動産屋でも実際に使っているサイトで、相談にいくとだいたいここの情報を基に物件リストを提供してくれます。
「国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している不動産流通標準情報システム」と説明があるので、公的機関のサイトのようです。
その名の通り、実際に売れた価格で算出されるので、相場という点ではこちらの方がより正確な情報が得られるといえます。
このサイトのいいところは、築年数や駅からの徒歩数まで指定して調べられるところです。同じエリアでも、駅から5分と駅から20分では相当価格に差がでることが考えられるので、条件は揃えた方がより精緻に出せます。
ただ、売却された物件の一覧が出るだけなので、相場価格を知るには、一覧をざっと眺めてだいたいの相場を判断するか、CSVファイルにダウンロードしてExcelなどで平均値(または中央値)を計算するかなどの作業が必要になります。
その他、国土交通省が運営しているサイトとして、「土地総合情報システム」というサイトもありますが、こちらはあまり細かく条件指定ができず、CSVに落として自分で絞るしかないので、REINSで十分ではと思います。
不動産屋に聞く
手っ取り早いのはやはりこの方法でしょう。
特に不動産屋さんの場合、相場とあわせて、どれだけ希望する物件がどれだけ出回りそうかといった情報も教えてくれます。
物件情報をサイトで実際に物件を探す
言わずもがなではありますが、新築を探している場合でも、中古サイトで定期的に物件を探していると、だいたい「この駅周辺は高いな」とか、だんだんわかってきます。
まとめ:相場の調べ方~わたしの場合
わたし自身はエリア選びに非常に迷ったので、まずはAt Homeのサイトで候補の路線を選び、そこで相場を見ていました。希望の路線からまったく知識のない路線までざっと調べていました。
売出し価格のため、駅や間取りによっては情報が掲載されていないものもあるのですが、何度見ても情報がない場合は、「そもそもその駅には物件が少ない」と判断して候補からはずしました。
また、意外に安い/高いと思っても、たまたま築年数の古い安い物件が売りに出されていたりする可能性もあるので、リンク先の物件一覧をざっと眺めたりもしました。
不動産屋さんにはメールで聞くこともできましたが、その他のやりとりも発生するので、まずは路線の候補を絞るために最初はサイトで調べることが多かったです。
希望のエリアが決まらないときや、予算にあう物件が見つからないというときは、こういうサイトで新たな候補地を探してみるのも良いと思います。
以上、マンションを買う時に知りたい相場の調べ方のご紹介でした。