エリア選びに悩む~マンション購入の優先度を決めるまで

マンションの選び方・調べ方

わたしがマンションを買おうと決めてから実際に購入を決めるまで、エリアの候補が決まらず非常に悩みました。

自分の条件に合致する物件はあきらかに予算オーバーだったため、条件を変える必要があったためです。

(その際の日記はこちら↓)

物件探しに疲れる~おひとりさまマンション購入までの道のり⑤

 そこで今回は、マンション購入にあたり、わたしが住みたいエリアに関して当初どのように条件を決めており、どういう考えて条件の優先度を決めていったかについてご紹介したいと思います。

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【この記事を書いている人(ぷーたん@独身アラフィフ会社辞めたい)】
2020年に50代手前のぎりぎりアラフォーで都内に新築マンションを購入。
会社員を地味に続ける独身(離婚歴なし子供なし)。
細く長く心療内科に通う。早期退職を夢みて日々節約。

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住みたいエリア選びの条件(当初):とりあえずの希望

マンションを買うにあたり、以下の条件をもとにエリアの候補を考えていました。
それ以外にもいろいろありましたが、主な条件に絞った結果が以下の5つです。

  1. 職場の通勤時間(ドアツードア1時間)
  2. 実家までの距離(1時間以内)
  3. 趣味の活動がしやすい(今通っている場所にも近い)
  4. 成田空港までの距離(1時間30位内または乗り換え少ない)
  5. 環境的な条件(災害地域ではない、駅周辺が明るいなど)

そのとき賃貸で住んでいた場所がほぼ条件的に合致しているエリアでしたが、相場が高かったため、マンション購入ではあえて別の場所を探す必要がありました。

しかし、当然ながら条件をすべて満たすエリアもなく、その他にこれといった決め手もない状態でした。

考えるにあたり、予算内に収まることは大前提ですが、この予算を決めること自体も難しい!そこで、これ以上は絶対にありえないという上限金額をざっくり決め、自分にとって「相場が高い」かどうかを判断していました。

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住みたいエリア選びの条件(中期):優先度を考える

自分の予算内で購入するには、条件のいずれかを妥協するしかありません。

そこで、自分のなかでどれを重視するかを考えなおしました。

妥協点その1:職場への通勤時間

まず、一番大きく考え直したのは、「職場への通勤時間」です。

1~2月はまだ、通勤しやすいエリア(ドアツードアで1時間以内)であることを重視していましたが、6月頃には優先度が下がっていました。

理由はやはりコロナでの在宅ワークが増えたことですが、それだけではありません。

50代を目前にしていた自分にとって、残りの人生は会社員としてよりも定年後の期間の方が(想定通りの寿命であれば)長いということ、さらにいえば、メンタル的にこの先どれだけ会社員として続けられるかわからないという気持ちがあったことです。

とはいえ、コロナが終われば通勤生活がまた始まるかもしれない、会社員を辞めたら収入が減ってマンションを手放すことになるかもしれない、などと考えると、どこまで妥協するかは悩みどころでした。

妥協点その2:成田空港までの時間

次に優先度を下げたのは、「成田空港までの時間」です。当然といえば当然ですが、年一回いくかどうかわからない海外旅行なので、優先度は下げざるを得ませんでした。無理に条件に合致する物件を買っても、お金がなくなったら海外旅行どころではありません。

ただ、旅行に行けないときに用もないのに成田空港で過ごしていたくらい、あの空間が好きなので、遠くなってしまうのは寂しかったです。

妥協点その3:趣味の活動がしやすい

もう一つは「趣味の活動」です。

その時に通っていたカルチャーセンターや活動場所は無理でも、引っ越した先で、同様の活動ができるかを考えるようにしました。 せっかく慣れてきた場所を離れて、新しいことを始める、新しい関係を一から作り直すというのは、自分にとってはしんどいことでしたが、最初の一歩を頑張ればなんとなる!と考えました。

実家までの距離は…

最後まで悩んだのは、「実家までの距離」です。

母が一人暮らしをしており、兄弟は結婚をして子供もいるため、介護になれば間違いなく自分が中心になるだろうと思っていました。

そうなれば、実家に通いやすい場所に住んだ方が良いに決まっています。

周囲を見ても、実家が地方で離れている人もいましたが、たいてい実家の近くに兄弟が住んでいたり、将来的には帰るという選択肢もあったり、という人がほとんどで、自分と同じ環境の人はいない状態でした。

ここは最後まで悩みましたが、結局は「今(当時)住んでいるところより実家から遠くならない」または「時間的に遠くなっても通いやすくなる(乗り換え不要)」という条件にしました。

幸い母はまだ元気だったこともあり、介護になったら考えよう、というかヘルパーさんに頼もう(←鬼娘?)と考えることにしました。

実家のあるエリアには住みたくなかったので、母に介護が必要になっても同居することはない(介護補助を受けるうえでも不利)と思っていたこともあり、まだ起きるかわからないことで条件を縛るのはやめようと考えました。

譲らなかった条件

最後まで譲らなかったのは「環境的な条件」です。

一人暮らしということもあり、特に防災・防犯面は、賃貸の頃から重視して選んでいました。

そのため、水害や土砂災害のない地域であることはもちろん、具合が悪くても自分で食料を買いにいける範囲内にスーパーや薬局があることや、買えりが遅くなっても帰路が明るいということは、常に条件として優先度を高くしていました。

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住みたいエリアを絞るためにやったこと

さて、このようにエリアの条件を悶々と悩んで調整していきましたが、最初からはっきり決まったわけではありません。

条件の比較→リサーチ→内覧または周辺エリアの散歩

といったことを繰り返しながら、比較をしていきました。

具体的には、Excelでエリア別に条件や内覧の結果などを書き込んで、比較できるような表を二つ作成しました。

一つは、候補の最寄り駅と、各駅(実家や職場、趣味活、成田)からの電車の時間や乗り換え回数を記載した表、もう一つは、駅の相場や周辺環境、リサーチした情報や現地の駅を見た感想などを記載した表です。

ここまでする人がいるのかどうか(不安症のためなのか)わかりませんが、客観的な数字と定性的な情報で比較することで、最終的には納得できるような選択ができたのではと思っています(ストレスも多かったけど…)。

以上、わたしがマンション購入の際に、どのようにエリアの候補を決めたかや優先度の決め方についてご紹介しました。購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

実際に調べる際にどのように情報収集を行ったかなどは、以下の記事をご覧ください。

マンションを購入する際に実際に行った情報収集法のご紹介

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