前回までの日記で、候補となる物件AとBで悩み、やっと購入する物件を決めたところまで書きました。今回はその続きです。

地味に会社員を続けているが、メンタルが弱い(不安症)ためか、一つのことを考え始めると頭から離れず執着する性格。マンション購入においてもいろいろと調べ、悩み、条件を変え、歩き回った末にやっとこさ希望の物件の購入に至る。
手付金の支払い~本契約へ
時間・体力・気力を消耗しつつやっと見つかったマンション。
人生最大のイベント+高い買い物を決めたことで、さぞいろいろ日記に書いていると思ったのですが、当時の日記を見ると、肝心の手付金の振り込みの日などのことはすっ飛んでいました。
どうも当時は、慣れない手続きに追われてアワアワしていたようです。
物件Aを購入することに決めてからは、諸々書類を揃えたり、手続きに足を運んだりの連続だった気がします。
まず、申込金として1万円ほどを支払った後、必要書類を持って本契約をしに行きました。
睡魔と戦いながら本契約
実は本契約の当日、なぜか自分はローンの申し込みをするのだと勘違いしており、契約の申し込みが先だったことに気づきました。
購入が決まってからローンを申し込むというのは、当たり前といえば当たり前なのですが、申し込みだけしてローンの審査が通らなかったらどうなるんだと一抹の不安になりました。
(どこかしらのローンは通るはずですが、場合によっては予定していた金額と計算が狂ってしまう)
本契約という心の準備はしていなかったものの、事前に書類はチェックしていたのでまぁいいかと思いました。
いよいよ本契約、ここまで長かった…。
説明はしっかり聞いていなければと、本来なら緊張して臨むくらいだったはずが、前日遅くまで書類を見ていたことが仇となり、説明を聞きながら睡魔が襲ってくる始末。
あれだけさんざん契約内容や重要事項説明書の内容を気にしていたのに、契約時に眠くなるとは…不覚。
疑問点は事前に潰しており、当日は不動産屋が書類を読み上げるのを聞いている形式的なものぐらいに思っていましたが、とはいえ、事前に貰ったコピーと本契約に差異がないか、確認だけはしっかりとしなくてはと思い、睡魔と戦いながら書類にサインをしていました。
ローンがめんどくさい
契約以外で悩んだのが、ローンの手数料。借入額x2%のため、頭金を多くするほど借入額が抑えられるため、ローンの事務手数料が少なくなります。
不動産屋の担当の人は、頭金を100万円増やしたところで、2万円しか変わりませんと言っていまいたが、2万円だって大きな金額です。
不動産など大きな買い物を検討していると、数万円の違いが大差ないと思えてくるので、不動産屋はさらに感覚が麻痺しているのだと思いますが、冷静に考えて数万円は高額。現金に余裕があるなら払った方が良いのではと悩みました。
ローンについては最初から最後までいろいろ悩んだので、また別記事で書きたいと思います。
申し込み金と手付金
申し込み手続きが終わると、手付金の支払いになります。
100万円単位の金額なので、今までこんな高額な買い物をしたことがあっただろうかと緊張しながら振り込みました。
なお、申し込み金というのは、仮予約みたいなもので不動産屋に払うものに対し、手付金は、売主に払うものとのことで、払い込み先も違ううえ、手付金を払った後はキャンセルでない(またはキャンセルしてもお金は戻らない)などの縛りがあります。
キャンセルをするつもりはなかったので当時はあまり意識しませんでしたが、「手付金を払う=購入を確定」とほぼ同義とわかっていないで払ってしまったら怖いなと、後から改めて思いました。
余談:マンションは両親と買う?
当日、同じ部屋で別の人が申し込みに来ていたのですが、ちょっとびっくりだったのが両親と一緒に契約に来ていたことです。
そこまで若い人には見えなかったけど、両親が来ないといけないような年齢でマンション買うってそもそもどういうことなのだろうか?親にマンションを買ってもらうのだろうか?高い買い物なので誰かに来てほしいというのはわかるけど、両親二人とも?と?(はてな)マークが脳内をめぐりました。
確かに信用できる不動産屋が少ない(と自分では思っている)なか、息子・娘が騙されないように両親がついていきたいと思う気持ちもわかります。
わたし自身も母から「大丈夫?○○さん(義理の兄)に相談してみたら…」と言われたくらいなので。
とりあえず両親が援助してくれる家の人なら同じマンションの住人として安心ではありますが(管理費滞納がなさそうとか)、いろんな意味でカルチャーショックでもあり、羨ましくもあったりしました。
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