【購入後一年経過】マンション買って後悔した(しそうなこと)こと・デメリット

マンション購入のメリット・デメリット

前回、マンションを買って良かったこと・メリットについて書きました。

今回は逆に、マンションを買って後悔した(しそうな)こと・デメリットについて書こうと思います。

最初に書いておくと、まだ一年目なので「後悔した!」ということは少ないです。

後悔というのは書いて字のごとく後になって悔むことであり、購入時期から時間が経つほどいろいろ事情が変わるなどして感じることかと思います。

まだ購入後一年目なので、購入時とさほど状況は変わっておらず、買うんじゃなかったと思うほどの後悔は今のところありません。

そこで今回は、ちまたのネット記事などに掲載されていた「マンションを買って後悔した点」というのを調べ、それと比較して自分の場合はどうかについて書いていきたいと思います。

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マンションを買って後悔したこと6つ~ちまたのネット調べ

マンションを買って後悔したことについて、いくつかネットで調べた意見をまとめるとこんな感じです。

  • ローン返済が厳しい・不安
  • 金銭的な負担が多い
  • 近隣トラブル
  • 周辺環境に関すること
  • 売りたくても売れない
  • ライフスタイルの変化に対応できない

最初の3つはわりとどのサイトでもみられた意見で、4つ目の「周辺環境」は家族のいる層、最後の2つ「売りたくても売れない」「ライフスタイルの変化に対応できない」は、独身層の意見としてあがっていました。その他、独身層では「結婚を諦めたと職場で噂になった」とか、「隣の幸せな家族に嫉妬した」とかいう突込みどころのある内容もありましたが。

「近隣トラブル」「周辺環境」に関しては、マンション購入そのものというより、その物件を選んだことへの後悔だと思いますが、気軽に住み替えられないという点で「買うんじゃなかった」と買ったことそのものに否定的になるのでしょう。

それぞれについて具体的にみていきます。

ローン返済が厳しい・不安

思ったより月額の返済が厳しかったり、自分に何かあった場合にローンが返せるのか不安になったり、ということから後悔してしまうケースです。ローンの返済期間や金額が多いほど後悔や心配も大きいのかもしれません。

金銭的な負担が多い

具体的には

  • 管理費、修繕費、などの月々の諸費用
  • 固定資産税などの税金関係
  • 設備の交換費用

などなど。マンション購入後もいろいろと支出があり、予想以上に負担になってしまうケースです。

修繕費に関しては、入居後翌月に諸費用が値上がりした、小規模マンションのため負担額が大きい、など購入当初に予想していなかった出費が発生したという例がありました。

近隣トラブル

例としては、騒音(隣近所がうるさい)、ごみ捨てのマナーが悪い、クレーマーがいるなどです。

その他には、住民が高齢者ばかりに偏っている、収入の異なるグループ間の溝など、トラブルとまではいかなくても住みづらいケースなどもあるようです。

周辺環境・立地に関する後悔

近所に建物が立って日当たりが悪くなったとか、目の前が道路で騒音や排気ガスがひどいとか、当初と環境が変わってしまったり、住んでみてわかったりといったケースです。

売りたくても売れない

売れないということはなくても、希望価格で売れないということは往々にしてあると思います。特に引っ越す時期が決まっている場合、二重の支出を避けるためにはできるだけ早く売りたいのに売れない、ということはあるでしょう。

ライフスタイルの変化に対応できない

40代独身者のマンション購入であがっていた意見ですが、転勤や転職で職場が遠くなったり、結婚して部屋が手狭になったり、ペットを飼いたくなったりなどのケースだそうです。

購入した年齢が若いほど、ライフスタイルの変化の可能性は大きいと思います。後悔するかどうかは別として、変化に対応しづらくなる点はマンション購入のデメリットといえると思います。

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マンションを買って後悔したこと・または今後しそうなこと~自分の場合

それでは、これらの意見を自分の場合と比べてみたいと思います。

「ローン返済が厳しい・不安」について

ローンの返済に関してはあまり当てはまらないです。50代手前ということもあり、ローンの残額は払いきれるとわかっている金額に収めているからです。

逆に「ローン払いすぎたかも」と後悔するのではと思っています。

今はそこまで投資にお金をまわしていませんが、今後もっと増やしたくなった場合「現金をもっと残しておけば」と思うかもしれません。とはいえ、大金を持つことも不安なのでなんともいえないのですが。

それよりも問題は「ローンを支払った後の残金で老後の資金が賄えるか」という点です。

その意味で「果たしてマンションが自分の収入に相応した適正価格だったか」という不安があります。

家電や洋服と違い、「ちょっと奮発しちゃったんだよね~ははは」じゃ済みませんからね(汗)。

「金銭的な負担」について

今のところはありませんが、しいて言えば、固定資産税が予定より1~2万円高いのが、思った以上にストレスです。固定資産税は購入時に金額がわかっていたのですが、数千万円代のマンションを買う時に、固定資産税の数万円の違いはあまり気にならなかったかったようです(恐るべし不動産マジック)。

やっと見つかった希望のマンションだったというのもあり、かつ手続きに追われているのもありで、気にしている余裕もなかったですが。

実際に払うときになり、想定より数万円高いだけでも余計な出費に感じてしまいます。

固定資産税の仕組みがよくわからず、減らす方法ないでしょうかね。

修繕費や管理に関しては今のところは想定内です。新築ということもあり、急に修繕の一時金が必要になることもないと思います(購入前に修繕計画も一応確認済み)。ただ、築年数が経ってきたときには、どうなるかわかりません。

「近隣トラブル」について

今のところは特に問題ないです。新築のため、古参の住人やネットワークというものはなく(独身タイプのマンションなら、中古でもそういったことはなさそうですが。)、どの部屋も同じタイプなので似たような属性(独身者・収入層)の人が集まっていることも理由なのではと思います。

ただ、年数が経つにつれ、人が入れ替わったり、賃貸に出す人が増えたりすると、どうなるかわかりません。

「周辺環境・立地」に関して

これに関しても今のところないです。道路沿いの物件を選んだこともあり、思ったより救急車や消防車がうるさいのには驚きましたが。

「売りたくても売れない」について

売る予定はないので、これについても当てはまらないのですが、将来的にはどうなるかわからない…というところです。何気に周囲の新築や中古の値動きが気になることもあり、たまに物件情報を見ています。

「ライフスタイルの変化」について

結婚:ない
転職:ない
ペット:飼えるマンションのためOK

とのことで、今も将来も人生の三大変化的なものはない想定ですが、その他に気になっていることが二つあります。

一つ目は、コロナが終わりフル出勤になった場合です。今の住まいは以前よりやや職場から遠くなっており、ほとんど在宅勤務だったため問題なかったのですが、出社になったら予想以上に辛くて通えないのではと懸念しています。

二つ目は、逆にリモートワークが続いたときに、他の場所に移住したくなるのではということです。

自然のある場所や海外など、好きなところに滞在しながら仕事ができる!と思っても、マンションを買ってしまったのでそうもいきません(懐に余裕があったら別ですが)。

理想はスーツケース一つで暮らすミニマリストで、旅行に行くのも好きです。
今のところ他の場所でのリモートワークは現実味を帯びていないため、買わなきゃ良かったとは思っていないのですが、数年先はどうでしょうか。

後悔とまではいきませんが、マンションを買ったことで他の場所に気軽に移住できないというデメリットはあると思います。

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まとめ~今のところはないが将来的には…?

ということで、以上アラフィフ独身の自分が「マンションを買って後悔した(しそうな)こと・デメリット」でした。

まとめるとこんな感じです。

  • ローン返済が厳しい・不安:今のところなし。老後の資金が足りるのか心配だが、買わなきゃよかったというまでにはなっていない。
  • 金銭的な負担が多い:今のところなしだが、固定資産税が予想より数万多いのが何気にストレス。
  • 近隣トラブル:今のところなし。
  • 周辺環境に関すること:今のところなし
  • 売りたくても売れない:今のところなし(売る予定がないので)。
  • ライフスタイルの変化に対応できない:今のところなしだが、コロナ終息後が心配。

結局、今のところはないけど、将来的にはわからないということが多い結果となりました。

ただ、今後想定外なことが出てきても、いろいろ調べて悩んだ結果で購入したマンションなので「その時にできるベストな選択をした」と思っており、買わなきゃ良かったと後悔することはないのではと思っています(とかいいつつ来年あたり買うんじゃなった~とか言ってたり)

また、一年後に心境の変化があるか振り返ってみたいと思います。

今回、2回に分けて「マンション購入の良かったこと・メリット/後悔した(しそうなこと・デメリット」について書きましたが、メリット・デメリットは客観的な事実に対して、良かったことや後悔は個人の気持ちなので、必ずしもイコールではないかと思います。

メリ・デメについては、今回記載したこと以外にもあると思うので、また別の機会に考えてみたいと思います。

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