イデコ(IDECO)の停止とその理由【50代独身無職日記】

独身無職50代イデコ停止 無職日記

以前の記事で、退職した際に必要な事務手続きについて書きました。

無職になって必要だった役所やハローワークの手続き【50代独身無職日記】

具体的な作業としては、失業保険の手続き、国民健康保険と国民年金への切り変えについてです。
が、それ以外にもう一つ必要な手続きがありました。イデコ(IDECO)の切り変えです。
イデコをやっていない場合は心配ありませんが、加入している場合はわたしのように放置しないよう、参考までに今回イデコを停止した経緯や理由について書いてみます。

このブログを書いた人:ぷーた
明日にでも会社を辞めたい…と思い続けていたら想定より早く限界が到来し、会社を辞めてしまった50代独身無職。
人生初のハローワーク通いで地味に就活中。FIREは夢のまた夢。
(過去記事の自己紹介文は昔のままです…)

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一通のお知らせが届く

イデコについて気付いたのは、国民年金基金(だったと思う)からの一通のお知らせでした。
中を開くと「登録している内容と実際の情報に齟齬があるためイデコの掛け金の引落しが停止されました」といった内容が書いてありました(実際はもっと違う文言です)。
文章を見ても最初は何のことやらわからなかったのですが、イデコを始める際に、会社に何か書類の記入を頼んだことを思い出し、これは退職が原因に違いないと思いました😑。

対応方法をネットで調べたのですが良くわからず、わたしはSBI証券でイデコをやっているので、そのサポートセンターみたいなところに電話しました。

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イデコを停止にした理由

電話で状況を説明したところ、やはり退職に伴い変更手続きが必要とのことでした。
対応方法を聞いてみると、現在の状況により提出する書類が変わるとのことで、

パターン1:退職後、国民年金に加入している
パターン2:退職後、年金の支払い免除を受けている
パターン3:退職後、別の会社に就職し厚生年金に加入している

などなど、いくつかパターンにより異なります。
わたしは現在パターン1ですが、無職が長引くようなら免除を申請する可能性もあり(=パターン2になる)、すぐに次の仕事が決まってフルタイムだった場合は厚生年金に入る可能性もあります(=パターン3になる)。

その場合、下手すると3回くらい変更手続きが必要になってしまいます😱。
軽くめまいを起こしそうだったので、それなら掛け金の引落しを停止のままにしようと思いました。正式に停止する場合にも手続きが必要ですが、この先どう転んでもとりあえず停止しておけば、今回の手続きだけで済みます。

サポートセンターに停止したい旨を伝えると、後日に送られてくる書類に記入し返送すれば良いとのことで、記入方法を教えてもらいました。

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停止にした場合に起こること

イデコを停止にした場合、掛け金の引落しはなくなりますが、いくつかデメリットがあります。

手数料はかかり続ける

一つは、手数料がかかり続けるということです。イデコの引き落としを停止しても運用は続けるため「運用指図者」という立場になり、事務手数料が毎月引かれます
SBI証券に聞いたところ、毎月の手数料は66円で、それ以外はかからないとのことでした。
その場合、年間で約800円、残り60歳になるまでの8年で6400円の支出になります。
金融機関によっては口座管理手数料が別途かかる場合もあるようですが、SBI証券は0円なので有難いです。

ただ、もう少し自分で調べたところ、事務手数料とは別に国民年金基金連合会への収納手数料として月額105円の支払いが発生するようです。その場合、年間1260円、8年間で10080円の支出になります。

さらに、投資信託なので信託報酬がかかります。わたしの場合、計算したところ年間2500円ほどかかるようなので、8年間で約19800円です。

これら3つを合計すると6400円+10080円+19800円=約36000円が受取額から引かれることになります😱。

支出としては痛いですが、こちらはイデコの掛け金を停止しなくてもどのみちかかる費用です。イデコの運用益や満期の受取金が非課税になるメリットは変わらないはずなので、支出を差し引いても利益がプラスなら良しとします。

控除が受けられなくなる

もう一つのデメリットは、イデコを停止している年は控除が受けられなくなるということです。詳しくはよくわかっていないのですが、イデコは加入年数が長く掛け金が多いほど、毎年の住民税や所得税の控除額が大きくなるようです(年末調整で戻ってくる分や翌年の住民税が減額される)。停止しているときは、その控除が受けられなくなります。

ただ、今は無職状態で収入がないため、所得税は0円、来年の住民税もそこまでかからないと思うので、控除がなくなるデメリットもあまり影響はないかと思っています。

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今後どうするか

今後の仕事がどうなるかによりますが、定職についてそれなりの収入がある場合には、イデコを再開をしたいと思います。そのときは、掛け金を最低額である月5000円にする予定です。
もし定職についてもあまり収入がない場合は、控除の恩恵も少ないので運用指図者のまま続けると思います。

正直なところ、NISAがここまで拡充するならイデコはやらなくても良かったんじゃ…🙄と今となっては思います。

以上、イデコを停止した理由でした!
同じように退職した人やイデコを辞めようかなと考えている人の参考になればと思います。

参考にしたサイト:
イデコを停止した際のデメリット
イデコの手数料
税制優遇シミュレーション
信託報酬計算方法

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