このブログでも何度か書いている通り、自分は数か月前に10年以上勤めた会社を辞めました。
この歳で正社員を辞めるなど、転職に苦労することは目に見えている状況で、次の仕事を決めることなく辞めました😱。
もともと石橋を叩いて渡る性格で、今までの転職も次が決まってから辞めるのが当たり前だったので、今回の退職は数年前の自分では考えられなかった行動です。
正確には、辞める2~3年前から限界を感じていたので、そうなる予感はあったのだと思いますが、現実感はいまいちでした。
もしその頃のもやもやしていた自分が、今の自分のような人に会ったら、いろいろ聞いてみたいと思っただろうなと思います🙄。
そこで今回は、「会社を辞めた50代独身女性に自分だったら聞いてみたい質問」というテーマで書いていくことにします。とりとめのない文章になってしまうかもしれませんが、ご勘弁を。
そもそもどうして会社を辞めたのか
理由はいろいろあります。人間関係や仕事のやりがいうんぬんなど、良くある理由もあったと思いますが、とにかく仕事が毎日苦痛でした。
その苦痛の原因を紐解くと、一番には仕事に興味がなくなったことだと思います。もともと勉強をしたりスキルを磨いたりして仕事に没頭するのが好きなタイプで、仕事自体もそれが要求されるものでした。でも興味がなくなるにつれて、スキルアップのための時間も苦痛になってきました。
もう一つは、会社の評価システムが不可解だったことです。細かくは書けませんが、上に立つ人によって評価の基準も変わり、何を目指して仕事をしているのかわからなくなっていました。
このことは、仕事に興味がなくなったことにも影響していたと思います。
さらに、残業をしないと暗に非難される状況も追い打ちになりました。
50代で仕事をやめるのに不安はなかったか
もちろん不安はありました。ただ、メンタル的にもう無理だったので、いきなり辞めるのではなく休職することにしました。その間に気持ちを回復させて、先のことについて考える時間がとれたのと、無職の疑似体験みたいなことができたことが良かったと思います。
ワンクッション置くことで不安を軽減できたというのもありますが、気持ちが不安定な状態で重大な決断をすることの方が不安だったので、回復しても「辞めたい」という気持ちが変わらないと思った段階で、「あ、やっぱり辞めるのが自分にとっては解なんだ」と納得して辞められました。
本当はこうなる前の元気なうちに転職をすべきだったのですが、歳が歳だけに、「あともう少し頑張れば…」と引っ張ってしまったのだと思います😑。
休職期間に入った際、「明日から仕事しなくて良いんだ」と思ったら、本当に救われる気持ちになったのを覚えています😭。ミーティングに出ることも、勤怠の記録を付けることも、チャットやメールを逐一確認することも、すべてが苦痛だったので、それらから解放されたことが本当に嬉しかったです。先が決まってないことは変わらないのですが…。
50代の転職はどの情報源を見ても「転職はするべきでない」という意見が多いと思います(エグゼクティブでない限り)。でも自分の場合は、逆に50代だったことで、定年まであと10年という、ある程度先が見えてきた年齢であったことも辞めようと思えた理由だったと思います。
あと10年ならなんとか乗り切れる(というか逃げ切れる)、やっていけなかったら最悪マンションを売って相場の安いエリアで賃貸に住めばなんとかなるだろうと思っていました(皮算用)。
それよりも、仕事が原因ですべてに対して気力がなくなることの方が怖かったです。
要は、不安はあったけど辞めたい気持ちの方が大きかったことと、辞めなかった時の影響の方が不安だったということです。
ということで、あと4つくらい質問を考えていたのですが、長くなってしまったので続きはまた次回の記事で書きたいと思います。
以上、「会社を辞めた50代独身女性に自分だったら聞いてみたい質問(1)」でした。