マンションを買おうか考えている人にとって、マンションを買って後悔しないかなどは気になることではないでしょうか。そこで、今年もマンションを買って良かったこと(メリット)や残念なこと(デメリット)について書きたいと思います。
購入直後にも書きましたが、それ以降毎年更新版を書くようにしています。理由は、買った当初と思っていることが変わるかもしれないためです。
それでは、マンション購入4年目で感じている、マンションを買ったメリット・デメリットについてお伝えします。
この記事を書いている人:ぷーた(@独身アラフィフ会社辞めたい)
50代手前のぎりぎり40代で都内に新築マンションを購入。
会社員を地味に続ける独身(離婚歴なし・子供なし・一人暮らし)。
細く長く心療内科に通う。早期退職を夢みて日々節約。
アラフォーと言い続けていたが50代に突入しアラフィフに改名。
昨年書いたこと
最初に、昨年何を書いたか振り返ってみようと思います。
昨年の記事はこちら:
【購入後3年目】マンションを購入して良かったこと・メリット
【購入後3年目】マンションを購入して後悔したこと・デメリット
昨年の購入後3年目の記事では、以下のように書いていました。
マンション購入で良かったこと・メリット
- 家で過ごすのが快適になった
- 月の出費が減った
- メンタル的な安心
- 資産管理がシンプルになる
- 生活スタイルを変えるきっかけになった
マンション購入で後悔したこと・デメリット
- ローンの返済について:「返済軽減型」(月の返済額を軽減する方)を選べば良かったかも
- 金銭的な負担について:固定資産税が予定より1~2万円高いのが、思った以上にストレス
- 生活スタイル・価値観が変わるかも:試しに他に住んでみるということがしづらい
と、こんな感じでした。
メリットは生活スタイルに関すること、デメリットは金銭に関することがメインでした。
それでは、4年目の今はどのような心境でしょうか。
マンション購入4年目で感じるマンションを買って良かったこと
結論としては、メリットや良かったと感じたことは昨年とほぼ変わらずで、今も同じように感じています。なかでも特に実感していることを書いておきます。
家で過ごすのが快適
人によって何を快適と感じるかは異なると思いますが、わたしの場合は、適度なスペース、日当たり、清潔さ、安全性といったあたりに特に価値を置いている気がします。賃貸だとしたら、同じエリアで同じ条件の部屋に住むことはできなかったので、その意味でマンションを買って良かったといえます。
適度なスペース:
寝るだけなら良いのですが、家で過ごすとなるとそれなりの空間が欲しくなります。特に、自分の場合、机の前に空間がないと息苦しく感じるタイプです😓。ワンルームだと机を壁につけて置く人が多いと思いますが、自分はそれだと机に向かうのが憂鬱になってしまうので、今のように周囲にスペースを取れるのは有難いです。
食事テーブルと机を兼ねていることもあり、テレワークだった時、休日の日、そして無職の現在と1日中ほぼこの机(テーブル)で過ごしているので、この点はかなり良かったと思っています。
賃貸の頃も同じテーブルを使っていましたが、その頃は6畳よりやや広めの部屋だったにも関わらず、テーブルとベッドでほぼ部屋が埋まっていました。今思い出しても、あそこで1日過ごすのは無理だったと思います。
日当たり:
日当たりはできればもっと欲しいのですが、ベランダの前に空間があること、窓から空が少しでも見えるのが有難いです(以前の賃貸は隣の建物の壁しか見えなかった)。
それ以外には、設備がきれいとかマンションのセキュリティが安心などもありますが、賃貸の頃のように頻繁にカフェに行くことがなくなり、支出が減ったのが何よりも良かったと思います。
持ち家があるという安心感
これは無職になって😱より実感しました。
単に、将来の不安が少なくなるというだけでなく、月の支出が抑えられていることで(月額の返済を少なめに設定してあるので)、金銭的なプレッシャーが少ないと思います。
頭金や繰り上げ返済などでお金は使っているので、将来分の家賃を先払いしているようなものですが、その先払いによって住居を自分のものとして所有でき、老後に必要な生活費が減るのも安心の理由だと思います。
また、これは自分の精神の持ちようなのですが、無職になって先のことを悶々と考えながら家に帰る時、帰っていく家が気に入っている場所だとなんだか救われるという感じがしました🙂。
後悔というか心配していること
後悔していることやマンションを買ったデメリットに関しては、昨年書いたことは確かに今でも思いつつ、それよりも他のことが気になってきたという感じです。
将来の設備のメンテ費が気になる
メリットの個所で、月の支出が減っただのなんだの書きましたが、マンションにかかるお金は月々のローンや管理・修繕費だけではありません。自分の部屋にある設備のメンテ費用があります。
排水管の洗浄は定期的にマンションでやっているので安心ですが、万一水漏れなどがあれば自分で修理費を出さないといけません。
その他、給湯器やエアコンも寿命は10~20年と言われています。その分を見越して貯金をしておかないと、老後に困ってしまいます。
一応マンションを買う時には考慮していたことであり、新築なので設備が壊れるのは数十年先だとは思って(願って)いますが、最近、知り合いの家(築20年戸建て)が水漏れの修繕に数十万かかったと聞いて、改めて設備の維持費にいくら用意しておくべきか気になってきました。
いつか売る時がくると面倒
無職になって最初に思ったのは、マンションを売ることになるかも…でした。
マンションを買う時に、万一途中で会社を辞めてパートになったとしても生活はできると言う試算はしていたのですが、予定より早く会社を辞めることになってしまったこと、パートすらできるか気力が危ういことなど、いろいろと想定外でした😱。
そのため、ローンを完済してマンションを売って、もっと田舎か、駅から離れた物件か、団地などの家賃の安いところに引っ越すなどの選択肢もあり得ると思いました(今も思っています)。
仮に手放さずにこのまま住み続けたとしても、将来シニア向けマンションや介護老人ホームなどに移る可能性もあります(そんなお金があるのか疑問だが)。自宅で死なない限り、いつか不動産を売る時が来るかもしれません(姪に処分を頼むのは忍びない😢)。
いずれにしても、マンションを売ると考えると気が重いです。不動産屋とまたやりとりをするのもストレスですし、年を取っていたら契約で騙されんじゃないかと心配です(どんだけ不動産屋信用してないのか?!)。
買い手がすぐ見つかればまだしも、今後ローン金利の上昇でマンションの買い手が減っていくようだと、不動産ならぬ負動産になってしまいます😑。
まとめ
ということで、マンションを買って良かったことやメリットは、購入後4年目になってもほぼ変わらずでした。一方で、懸念点やデメリットは、直近の生活よりも少し先の将来のことに意識が向くようになりました。退職をしたことで、遠いと思っていた将来がより近く感じてきたからかもしれません。いずれにしてもマンション購入後の懸念点は、根本的に金銭面に関する事と身動きしづらい(フットワークが重くなる)という事の二つに集約されている気がします。
この先どうなるかわかりませんが、できるだけ長く住み続けられるといいなぁと今時点では思っています。
以上、購入後4年目の「マンション買って良かったこと・後悔したこと」でした!