アラフィフの独身が40代ぎりぎりでマンションを購入するまでの日々を書いたマンション購入日記。前回の続きです。
このブログを書いた人:ぷーたん2号
地味に会社員を続けているが、メンタルが弱い(不安症)ためか、一つのことを考え始めると頭から離れず執着する性格。マンション購入においてもいろいろと調べ、悩み、条件を変え、歩き回った末にやっとこさ希望の物件の購入に至る。
同じエリアにもう一つ候補の物件が
希望に近い物件(物件Aとする)のリサーチを続ける一方で、他の物件検索やエリア散策は並行して進めていました。
対象エリアを広げたものの中古では相変わらずこれといった物件は見つからず、やっぱりないなぁと思っていたころ、近いエリアに似たような新築の物件を見つけました。
マンションブームなのか、このエリア?
と思いつつ、早速そちらの物件も内覧にいってみることに。
今までの活動を振り返ると、候補が二つ現れただけでもすごいことですが、近いエリアで物件を比較できるというのはなかなか良かったと思います。
最初に見つけた候補のマンション(物件A)と次に見つけたマンション(物件B)を比較するとこんな感じでした。
A | B | |
価格: | △ | ○ 100万くらい安い |
管理費: | x 新築の割に高い | ○ 妥当 |
駅からの道: | ○ 遠いが人通りあり | △ 近いけど微妙 |
間取り: | ◎ 理想通り | ○ 悪くない |
設備: | ◎ | ○ |
窓からの眺め | ○ | ◎ 良い |
平米数: | ○ | △ 30㎡以下 |
トータル的に、価格は物件Bの方が安いが、物件自体はAの方が良いという状況で、かなり悩みました。どちらもすでに決めていた予算をオーバーしていたので(とはいえ、探した当初の予算よりは低い)、価格が低い点で物件Bはかなりポイントが高いです。
特に管理費が物件Aよりも低いというところにかなり惹かれました。
が、結果的には価格的が高い物件Aを選びました。
その理由は…
価格差とメリット・デメリットを総合的に判断
堅苦しい小見出しになりましたが、理由を一文で表すとこんな感じです。
まず価格ですが、家を探していると金銭感覚が麻痺してくるので、50万や100万はたいした違いと思わなくなるかもしれませんが、根がケチ倹約家としては、冷静に100万の違いは「大金!」と思っていました。
特に管理費においては、住む限り払い続けるものなので、購入費よりも気になったポイントでした。
にもかかわらず、物件Aを選んだ理由としては
- 駅からの道は物件Aが良かった(周辺環境重視)
- 物件Bは階数が高すぎた
- 物件Bは平米数が30㎡以下だった
- 物件Bは構造にやや疑問が残った
- 物件Aの管理費はなんとかなると判断した
ためです。それぞれの理由について説明します。
階数が高すぎた:
高い分には問題ないのではと思われるかもしれませんが、わたしはベランダからの空間は重視しつつも、高層階はあまり希望していませんでした。
普段はエレベーターを使いたくなかったので、むしろ上の階は避けたいくらいでした。
マンションは階数が高くなるほど価格があがるため、階数の高い物件Bに対しては、自分が価値を置いていない部分に余計な料金が上乗せされるような損をした気分でした。
平米数が30㎡以下だった:
自分としては申し分ない広さでしたが、万一売るとなった時にネックとなる気がしました。
というのも、平米数が30平米以下だとローンを借りるのに制限があるためです。
自分が買う時には気にならなくても、万一売ることになった際に、利用できるローンが限られると買い手がつきづらいのではと思いました。
構造にやや疑問が残った:
「不況こそチャンス! シングル女性のマル得マンション選び」の本で説明されていた壁の構造に対するチェックポイントで見たところ、壁が少し薄いのではと思いました。
わたしは遅くまでテレビを見たりするので、この点は少しネックかもしれないと気になりました。
管理費はなんとかなるかも
管理費は住人が決めるものなので、後から変えられる可能性もあります。
物件Aに関しては、同じように管理費が高いと感じている人が他にも多くいれば、入居後に抑えられるかもしれないと思いました(実際に入居後、少し下げることができました!)
その他、部屋の設備や不動産の担当者の発言など気になったこともありましたが、それはどちらかというとおまけの理由で、大きくは上の4つが要因です。
今思うと、構造や平米数の点から、物件Bの方が投資用で購入する人が多いのではと思いました。
その意味でも、物件Bはやめて良かったと思います。
まとめ
結局は、得られるメリット・デメリットを考えた時に、物件Aを選ぶことで得られるメリットとBを選ぶことのデメリットに対して、差額に見合うのはAだなと感じたことが決め手になりました。
またライバル物件があることで、多少値引きをしてもらえたのもAに決めたことの理由です。
これも近いエリアに似たような物件が売りに出されたためだと思います。
ということで、結果的には物件Aにするのですが、もちろん即決できたわけではなく…。
この続きは、また次回。